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徳島県鳴門市 マンション外壁のバイオクリネス洗浄とカビ抑止工事(2)
マンションの外壁に塗装をする前に、外壁のバイオクリネス洗浄とカビ抑止工事を行ないました。
効果を測定するために、施工前後に、細菌の量、タンパク残渣などの検査を実施しました。バイオ洗浄後はタンパク残渣が減少し、壁面から採取したものを培養した結果、カビの増殖は認められませんでした。一方、壁面には長期間にわたってカビを抑止することができる有用細菌の量が増えました。
<写真1>施工前 細菌の量 約1㎜四方に4,495個(危険レベル)
<写真2>施工後 細菌の量 約1㎜四方に19,993個
培養結果によれば、増えたのはカビではなく、カビ除去剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」に含まれる有用細菌が植えつけられたと考えられます。有用細菌は気温25℃前後で20~30分毎に1回分裂増殖し、約4~5ヵ月間増殖を繰り返し細菌の寿命が終われば抗菌活性物質となって極めて長時間壁面に残存します。
<写真3>細菌(カビ)の培養検査
施工前に壁面から採取したものを約1週間培養しました。左のシャーレはカビ除去剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」を噴霧し、右のシャーレは未処理の状態です。
右側にはカビが増殖しています(約70%はススカビ)。
<写真4>施工前 タンパク残渣(汚染レベル) 中レベル
<写真5>施工後 タンパク残渣(汚染レベル) 低レベル
タンパク残渣はカビ除去剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」により分解消滅し、大幅に減少しました。タンパク残渣の減少は、カビの増殖を抑止するのに必要不可欠です。
<写真6>施工後 細菌の培養検査
バイオ洗浄後に壁面から採取したものをカビの増殖に特化した培養液で培養した結果、カビの増殖は認められませんでした。白く粒状に見えるものはカビ抑止剤「Miura-B」に含まれる有用細菌で、増殖していることがわかります。
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