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ハトの糞の処理はバイオセーフティの知識が必要です
13階建ての集合住宅の外壁の窓際にハトの糞が積もり衛生上問題があるということで、殺菌洗浄処理の依頼を受けました。
ハトやつぐみの糞に含まれるカビは、肺から脳へ血液を通して入りこんで脳内で増殖し、中枢神経を侵します。「クリプトコッカス症」という大変恐ろしい病気で発症から2~3日で死亡します。簡単に考え処理すると思いもかけない大惨事(死亡)になりかねません。
当社は、バイオテクノロジーのノウハウを中心とした業務を行っておりますので、WHO勧告による人獣共通感染症対策の指針に基づき、防護服を着用して殺菌(当社オリジナルのバイオ殺菌剤使用)を行いました。
生物災害安全対策(バイオセーフティ)として、防護服を着用し、集めた鳥の糞や使用後の防護服は「オートクレーブ用廃棄バッグ」で処理します。
(創研) 2012年7月 5日 16:16