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東京都渋谷区 公共住宅(居住中)の塩素を使わないカビの除去
従来の塩素を使ったカビ除去ではありません。バイオレメディエーション応用技術(微生物の活用)による工法です。
こちらの区営住宅は、建物の外周全体に植栽が密集し、極めて通風が悪く結露による水分も多い場所です。窓を閉め切り、加湿器で加湿し、さらに家具を壁際に密着させている悪条件が重なり、壁面・床にびっしりとカビが生えていました。
居住中のため家具を置いた状態で室内のカビを調査したところ、アレルギーの原因菌といわれるクラドスポリウム、喘息の原因菌といわれるススカビなどがモルタル、コンクリート、塩ビクロス、シーリング材、エマルジョンペイント、アルミニウム、人工皮革などから検出されました。さらに畳やカーペット、塩ビクロスなどからアスペルギルス、ペニシリウムなども検出されました。
一般的に知られているカビ取りにはさまざまな方法があります。大規模な結露防止などを施す工事や防カビ剤入りの塗装をする工事などです。
しかしいずれの方法も「カビ」という微生物を抑止することはできません。カビも生き物で、人間より数十億年前からこの地球上に生棲しています。このカビを殺したり、なくすことはできません。
居住中の場合、部屋中にカビ取り剤(次亜塩素)を噴霧することもできません。そのようなことをすれば、塩素による二次健康汚染、家具や生活用品の退色、電気機器の故障などをひき起こします。
当社のバイオレメディエーション応用技術は「カビ」と対抗する微生物でカビの増殖を抑止する技術です。
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