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HOME > 新着情報 > 知的財産使用許諾契約講座の様子をご紹介します 2018年3月19日、20日
新着情報
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知的財産使用許諾契約講座の様子をご紹介します 2018年3月19日、20日
この度、高知県高知市の株式会社ケミサプライ高知様(代表取締役 小原宏氏)より知的財産使用許諾契約(抗カビ方法)のお申込みをいただき、創研の事務所にて3月19日(月)、20日(火)の2日間研修会を行いました。
向かって左より
㈱ケミサプライ高知 取締役 川田 栄作 氏
弊社代表 三浦
「カビが見えなくなれば、汚れが見えなくなれば、それで良し」とする古典的な洗浄方法はもはや終わり、これからはバイオテクノロジーの活用で、人に安全で環境を保全するものでなければならないことを学んで頂きました。
1日目は学科を中心に行いました。
・カビとはどんな生物か?
・カビの種類
・カビが及ぼす人への健康被害や建物への被害
・カビを除去し抑制するためのメカニズム
・特許の内容
など学習して頂きました。
科学的にものを分析し、対策を考え、実行することの重要性を改めてお伝えしました。
わずか1日でカビについて学習したのですから、理解し、応用することは困難ながら、お渡ししたテキストを持ち帰り、これからさらに勉強されるとのことです。
2日目は実技を行いました。
1日目の学科が終了し、いよいよカビを観察する実験です。
予め培養しておいたカビをシャーレから取り出して顕微鏡で観察するための準備を行いました。
1,000倍の双眼顕微鏡を使いこなし、カビの属レベルを同定することは経験を要することで簡単にはできませんが、熱意があれば困難なことではありません。
カビの被害(アレルギーなど様々な疾患)で苦しむ人々に対し、バイオテクノロジーで最善の対策を取ることができるよう共に努力していきたいものです。
シャーレを培養器に入れ、カビを培養しました。
カビの胞子は人の目には見えないので、どんな種類のカビなのか判断できません。
専門の器具を使用して、カビの培養を体験しました。
カビを培養したシャーレを滅菌器で滅菌しました。
培養したカビはそのままゴミとして屋外に捨てることはできません。
必ず滅菌器で滅菌してから処理することの大切さとその方法を実習しました。
【懇親会】
川田氏と初めてお会いしてちょうど20年経ったことを思いながら、思い出を肴にお食事をしました。
これからも益々お元気でご活躍されることを心からお祈り致します。
<ご感想>
今回、知的財産使用許諾契約のための研修会(抗カビ方法)を受講し感じたことは、弊社が清掃業務部門を立ち上げて30数年、その間に機械類、洗剤類は機能面、性能面に関し、格段の進歩を遂げ、これからも進歩していくと思っていました。
しかし、今回の研修の話の中でその進化はあくまで今までの延長線上の進化であり、ひょっとして時代からは逆行しているのではないかと思えるほどの、今のこれからの産業(弊社の場合は清掃業)の方向性、考え方等を学ばせていただきました。
研修内容については、紙面の関係上多くはかけませんが、今までこれでいいだろうとやっていたことが実は間違いであり、そんなことを続けていく会社(弊社を含む)は時代に取り残され淘汰されていくだろうと思えるほどの内容でした。
しかし、言い換えればその間違いを正して時代のニーズにのり、他社の一歩二歩先に行けば、さらなる発展につながっていくことに改めて気付かされました。
今回の研修で学んだことを社内で共有し、これからの企業経営に役立てたいと思っています。
川田氏から頂いた感想文で「新しいビジネスの気づき」を述べていらっしゃいます。
格別に嬉しいご感想を頂き、こちらも勉強させて頂きました。
ありがとうございました。
弊社代表 三浦
(創研) 2018年3月22日 15:21