玄関の内側と外側のﾀｲﾙ製の床に､宅配の手荷物から漏れた油が浸み込み､色ﾑﾗになっていました｡一般に石材に浸透した油分を除去することは不可能と言われていますが､弊社では､特殊な機器を用いて高温で内部の油分を焼滅させた後､弊社ｵﾘｼﾞﾅﾙの洗浄剤に配合した微生物の力で油分やﾀﾝﾊﾟｸ質(汚れ)を分解消滅させます｡

組織が粗く吸水率が大きい石材は､表面に塵埃が付着しやすい上､付着した汚れは奥深く入りこみ､一般的なｸﾘｰﾆﾝｸﾞでは落とせません｡

塩酸､硫酸､硝酸を含む酸性洗剤を使用する洗浄方法は､変色などのﾄﾗﾌﾞﾙの原因となります｡酸素系漂白剤､塩素系漂白剤など漂白作用のある物質を使用すれば有害ｶﾞｽや有害物質が残留するばかりでなく､石材が漂白され､退色･変色がおこり､二度と元の色調には戻りません｡