他業者様が漂白剤や消臭剤を使用した跡が見られ、汚れがソファーのマットにまで浸み込んでいました。
更に洗剤でごしごしこすった跡もあり、ソファーのマットの一部にほつれが出ていました。
汚れの箇所に洗剤を使用した跡があった為、通常のシミ抜き作業より時間がかかりましたが、大きく広がってしまった輪ジミをきれいにクリーニングすることができ、嘔吐臭も消すことができました。
吐しゃ物の汚れと臭いをとる際は、ウイルスに警戒することが重要です。
消毒用エタノールを噴霧しても、ウイルスには効果がありません。
また、消臭剤によっては、消臭剤そのものの臭いと吐しゃ物の臭いで、混合臭となり、かえって悪臭がひどくなることもあります。
今回のように、嘔吐跡がピンクの場合、血液がふくまれている可能性があります。
血液が含まれていると、アルカリ洗剤でごしごしこすっても汚れが染み込んでしまいます。
ピンクの嘔吐跡に氷をすりつけてみて、色が抜けたら血液と判断して良いと思います。
苦労しましたが、バイオの力で洗浄して汚れと臭いを落とすことが出来ました。