洗浄はサイエンスであること。
バイオテクノロジーは微生物を活用することで、汚れやカビを除去し、抑制できることを基礎から学習しました。
<具体的に>
微生物とは何か
微生物に何ができるのか
地球の環境改善に役立つか など
【研修会2日目~バイオ技術の基礎知識・洗浄科学の基礎 ビニールクロスの洗浄方法~】(実習)
経年25年の喫煙によるヤニで汚れたビニールクロスの洗浄に挑戦(実習)しました。
<第一工程>
クロス表面のスス払い
<第二工程>
洗剤「SOKEN201」で洗浄
⇒
ビニールクロス洗浄の実習中
向かって左側が洗浄後、右側が洗浄前
【研修会3日目・4日目~抗カビ方法~】(座学と実習)
~カビの拭き取り検査の実習~
①未洗浄の木材とビニールクロスの表面のカビを拭き取り検査キット「ワイプチェック」で収集
②それぞれ収集した菌の溶解液をサブロウ寒天培地(シャーレ)に移す
③インキュベーター(培養器)にシャーレを入れ、カビにとって最適な環境で培養
予め培養しておいたサンプルを使用して、顕微鏡の使い方を実習しました。
抗カビの特許工法に使用する材料、洗浄剤「Miura-A」、カビ抑止剤「Miura-B」の説明をしました。
~外壁の洗浄実習~
築48年、1度も洗浄したことがない外壁タイル、セメント目地の洗浄に挑戦(実習)しました。
洗剤「SOKEN0.8」を希釈して使用しました。(第一工程)
希釈倍率を変え、濃度を濃くして洗浄しました。
矢印↓の部分が第一工程「SOKEN0.8」で洗浄後です。
その後第二工程「Miura-A」(特許)、第三工程「Miura-B」(特許)を使用し、カビの洗浄、抑止を行います。
きれいに汚れが落ちています!
約2~5ヵ年外壁や目地にカビが生えないように抑止し、美観を長期間保全することができます。
床
床タイル洗浄後
向かって左が洗浄前、右が洗浄後
~木材の洗浄実習~
弊社特許「抗カビ工法」で使用する洗浄剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」を使用し、長期間、美観を保全し、カビなどを抑止します。
【懇親会】
向かって左より
有限会社アキムラ建設(広島県福山市) 専務 村上裕亮 氏
弊社代表 三浦
瀬戸内電気工業株式会社(広島県尾道市) 常務取締役 窪田恵介 氏
以下ご参加いただいたお二人の感想文をご紹介いたします。
・今回講座を受けて、微生物と環境汚れにはとても大きな関係があることを知りました。
今まで私たちのまわりには化学合成物質があふれているということはなんとなくわかっていましたが、
それがなぜ良くないのかというメカニズム、仕組みを教えていただき、これからは使っていくものを
選んでいかなければならないと強く感じました。
バイオレメディエーションについてもっと色々なことを知り、環境改善、人々の役に立てるよう
少しでも貢献できるようになりたいと思いました。
・この度は研修会ありがとうございました。
今回の研修会で微生物のことに興味を持つようになりました。
地球上の全ての汚染物質の最終的な浄化作用は微生物にしかないなど
微生物のもつエネルギーに驚くことばかりでした。
もっと微生物の事を知り、地球、人の役に立ちたいです。
4日間ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。