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昨年4月に取得しました特許「抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法」(特許第5922628号)の使用許諾のための研修会を6月19日(月)、20日(火)に開催しました。
講義に入る前に、ご出席者の方から、最近手がけていらっしゃる主な業務についてお話いただきました。
抗カビのために最も大切なことは、洗浄です。
カビの話題に入る前に、「洗浄科学の基礎」を最新のテキストにそって復習しました。
創研の技士が目指すのは、精密洗浄レベルです。
「カビの基本中の基本をしっかり覚える」「必ず覚えておきたい危険なカビ」など講義と実習を織り交ぜながら進めました。
「目には見えない洗浄後の汚れを見る。(洗浄の確認)カビ、細菌、悪臭など全てに関わる基本は精密レベルの洗浄です。洗浄が全ての始まりです。しっかり洗浄しましょう。」
参加者の方には、事前にカビ拭き取り検査用品「ワイプチェック」をお送りし、カビが気になる箇所からサンプリングし、お持ちいただきました。
コンラージ棒でサブロウ寒天培地に塗り付けて培養する工程を実習していただきました。
二日目も「カビの種類・発生個所と被害・対処方法」「ビニールクロスや外壁など素材別クリーニングのポイント」など座学と実習を並行して行いました。
前もって培養しておいたカビを分離する実習
顕微鏡でカビを観察しました
二日間、熱心にご参加下さりありがとうございました。
創研の新特許~抗カビ方法~の研修会で専門的な勉強をして下さったのは下記の皆様です。
・㈱アサヒプランニング 小田 一美氏
・㈲エコ・ワールド 田尻 昇 氏
・㈲九州光洋 納富 徹 氏、 安部 吉亮氏
・㈲京都ケミサプライ 田中 完士氏
・㈱グローバー 生巣 誠蔵氏
・㈲SOKEN飾屋 望月 文秀氏
・㈱東商サービス 川筋 修平氏
・㈱リバイブ 大野 泰輔氏
*ここで研修会にご参加いただいた皆様からのご感想を紹介させていただきます。
・実際の施工例を含む多くのデータ、写真を提供いただきカビについての
理解を深めることができました。
お客様への説得力を増大させることができる強大な武器になると感じました。
今後さらに現場での施工実績を重ねていき、より本質的な洗浄技術を
身に着けていきたいと思います。
・いつも楽しい講習会をありがとうございます。
研修を受ける都度、私の生物工学への知識が足りないと実感します。
今後もビル・ハウス等クリーニングの分野において、
私も地球の環境の浄化へ貢献できるよう精進してまいります。
次回の講習も楽しみにしております。
・今回の抗カビ特許使用許諾で世界を視野に社会貢献を考える機会を頂きました。
抗カビに対する講義も明解で資料作りもかなりの時間と労力を
費やされたこととお察しします。
現在の私の顧客に紹介して、販路拡大につなげ、世界にもつなげて参る所存です。
・人間の都合の悪い菌を抑止することをツールとして建築的に菌の発生を防ぎ、
困難な状況にある人々に貢献して仕事として利益を上げていきたいです。
・年々進歩していくバイオクリネスシステムズを使いこなせるよう
勉強していきたいと思います。
これからも研修会に参加させていただきます。
カビは奥が深いなと思います。
・この度の研修は「抗カビ方法」であり感想としては大変ハードなものでした。
平成24年6月に「特許工法 バイオレメディエーション」の技士認定講座を受講し認定されて以来、経験のない未知の世界で疑心暗鬼の状態でスタート致しました。そして、研修の基礎部分の理解は程々にしてバイオクリネス洗浄剤を活用して場当たり的に三浦代表にレクチャーを受けながらテスト施工をしているうちに、今までの概念では諦めていたものが復元でき、私とお客様が一緒にびっくり感動をしてきました。
今では「できない」仕事から「できる」仕事を提案する原点を活用してできたマーケティングに挑戦しております。
然しながら今回の研修は「カビの基本中の基本をしっかり覚える」がテーマであり2日間の研修では理解はできても実行は容易でないと悟りながら研修は終了しました。そして研修前に各自で抜き取り検査用ワイプチェックでカビの採取を行い研修時にシャーレに移して提出しました。後日カビ培養の結果写真を受け取り大変ショックを受けており、住む人の「健康・安全・安心」を守るためには理想と現実をどのようにマネジメントすることができるのかを考えたとき、この研修を復習しながら現場訓練での実践躬行であろうかと感じているところであります。
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