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カビの除去や対策ならバイオ洗浄剤の創研へお任せ下さい

SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~


「バイオ」と名のつく洗浄剤について


2016/07/29 10:36

世の中に「バイオ」と名のつく洗浄剤が増えるにつれ、「バイオ洗浄剤って何?」「創研の洗浄剤と他社のバイオ洗浄剤の違いは?」というご質問をよくいただくようになりました。

昨年12月に、ブログ「一般市場における「バイオ洗浄」に対する見解」にも書きましたが、あらためてまとめてみました。

一般的に市販されている「バイオ洗浄剤」または「バイオ洗浄工事」は、
①どのような種類の微生物が洗浄剤中にどれだけの濃度で混和され保存されているか。
②その
微生物は、どのような条件下において増殖し、どのような働きがあるか。

③その微生物の安全性と効果のエビデンスは示されているか。
などを調査して使用するか否かを決定するべきであると考えます。

バイオという英語は「微生物」のことを指していると考えるのが一般的ですから、「バイオ洗浄剤」と言えば、微生物の活性により汚れ(有機物)やカビ、細菌などを除去(=除菌 *1)するのではないかと考えるのが普通です。
*1 除菌=対象物からろ過又は洗浄によって微生物を除去すること」(JIS K8008の定義)
法的規制はありません。

経済産業省・環境省告示第号「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」によれば、バイオテクノロジーを活用するとはバイオレメディエーション(環境改善)のことを指していると考えられます。

つまり、有用微生物がある条件下において生存、活性化(増殖)し、不要な汚れ(有機物)やカビ、細菌などを分解消滅させ最終的に二酸化炭素と水になり、無害化することをいっています。

しかし、市販されている「バイオ洗浄剤」には有用微生物は混和されていないものが多いと思われます。

市販品の物性表示には、弱酸、弱アルカリ、中性、植物性と表記されていますが、要は化学合成界面活性剤(石けん以外の一般的な洗剤)です。
化学合成界面活性剤は人工的につくられたもので農薬と大差なく、ほとんど分解(消滅)されることなく残留します。

その結果、土壌汚染、水質汚染を起こし、最終的に食物連鎖として人間の口から体内に取り込まれ、さまざまな健康障害が生起していることは事実として周知されています。


弊社は、「抗カビ剤の製造方法及びその工法」の特許を取得しております。

「微生物は微生物によってコントロールされる」という考えに基づくものです。微生物の活性によって汚れを落とし有害細菌を除去するためには、現場経験から生まれたノウハウが必要です。

バイオテクノロジーによるバイオレメディエーション(環境改善)は、その現場の状況にあった生物学的・化学的な判断を基に施工されなければなりません。
極めてレベルの高い工法といえるのではないかと考えております


弊社の洗浄剤と工法は、化学合成界面活性剤を使用しません。
環境を安全に保全し、建物の寿命を延ばす工法をご提案するべく努力しております。

※ちなみに、「バイオ」と書かれている洗浄剤に微生物が含まれているかどうかを識別する方法はあります。




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