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「バイオ」とは微生物のことをいいます。
「バイオ」と聞いて、「恐い」と思う人が多いことに、私は気づいていませんでした。私は日常、バイオ(微生物)を取り扱っているので、どうして恐いのか、ほとんど考えずにいました。これは迂闊でした。
微生物とは人の目に見えないほど小さな生き物ですから「何をしているのかわからない」「何をするのかわからない」、いわゆる正体不明な生き物ということで、人は恐がるのかもしれません。
そもそも人も生き物ですから、悪い奴もいればとても良い奴もいる。そしてその中間のような奴もいる。バイオ(微生物)も同じです。
バイオというと、悪い奴を主人公にしてとても恐ろしい映画をつくったり、病気の原因だと言われたりするので、「バイオ=恐い」となってしまうような気がします。そして、不要、不潔、恐いということで敵視され殺菌されます。
しかし、人とバイオ(微生物)が共存していることは確実です。人の体内には80兆~100兆のバイオ(微生物)が棲みつき、人と共生し続けています。もし、人と共生してくれるバイオ(微生物)がいなくなったら、人は免疫力を失い、死んでしまいます。これは事実です。体内のバイオ(微生物)を殺せば人も死ぬ。敗血症で死んでしまうのです。
人間よりも以前からこの地球に生存し、人の体内や自然環境の中に暮らしているバイオ(微生物)と共生することはとても大切であって、必要不可欠なことです。
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