HOME > SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~
時代は、「環境問題」が重要なテーマになりました。
日本はもちろん、世界においても、環境を改善し保全するためには
有用微生物を活用するのが最も安全で有効であることが証明されています。
いわゆる「バイオレメディエーション」の時代です。
環境省、経済産業省が、平成17(2005)年に
「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」を告示しましたが
空気、水、土壌、汚染物(汚れ)の浄化は
微生物の活性に依るのがベストであり必要不可欠です。
私はこれまで、汚れを除去するという狭い範囲でのバイオの活用に固執していました。
これからは、本来のバイオレメディエーションという世界で
環境の改善及び保全をあらゆる方向から展開していきたいと考えています。
今後はECOを最大のテーマに、洗剤や機器の開発に努力してまいります。
(創研)
2019年11月20日 11:05
N様には、弊社の製品を長くご愛用いただき、何かとお力添えをいただいております。
N様は、歴史、文化、芸術に精通された文化人であられ、小生にもその一端をご案内いただけるので嬉しく思っておりましたところ、先日、シアターイメージフォーラム(東京都渋谷区)での映画とトークショーのご案内をいただき、早速出かけた次第です。
松花堂昭乗と小堀遠州とのかかわりをわかりやすくドキュメンタリー映画で解説していただき、文化・芸術には縁のない小生も、ひとつ賢くなった気がした1日でした。
N様、ありがとうございました。
(創研)
2019年11月 7日 15:45
最近、「土と内臓 微生物がつくる世界」(築地書館 デイビッド・モントゴメリー+アン・ビクレー著 片岡夏実訳)を読みました。
微生物は不要なもの、こわいもの、病気の元とお考えになっている方も多いと思いますが、
そうした方にこそ、ぜひお読みいただきたい本です。
(創研)
2019年10月 1日 14:46
弊社では、化学物質過敏症、空気汚染が原因で起こるアレルギー、
シックハウス症候群でお悩みの方の住まいのバイオ洗浄などの対策を
8年以上にわたって行っています。
塗装した後などに化学物質が室内の空気を汚染しないような処理を行ない
健康被害を軽減します。
一般的なハウスクリーニングで
化学合成洗剤を使用したことが原因で起こる症状にも対応できます。
特殊な塗装をすることや、内装材の改修などの必要はありません。
また施工の前と後に、厚生労働省認定の測定器を使用して
ホルムアルデヒドなどの測定も行います。
化学物質過敏症やアレルギー、シックハウス症候群でお悩みの方は
ぜひ一度お問い合わせ下さい。
(創研)
2019年9月 5日 16:45
暑い夏も、少しおさまった感があります。
九州では、大雨が降りその被害は甚大です。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
製鉄所の工業用の油が流出して、その後始末は大変で、これからその被害の実態が
発表されることと思います。
自然界に油が流出するとそれを回収するのは困難です。
油は水面に浮いているだけではなく、沈み込んで土壌など住宅の内外すべてに沈着します。
タンカーの原油が海洋に放出される事故は、想像以上に多くあるようです。
海岸に油が流れ着いて、大きな環境問題になっています。
その解決に微生物によるバイオレメディエーションが活用されていることは、意外と
知られていないようです。
今回の油流出事故にバイオレメディエーションの有用微生物をご活用いただくのが、安全で
確実な方法だと考えています。
住宅内外の清掃にも、油を分解する有用菌を含んだ石けん洗剤が有効だとニュースを見ながら
考えていました。
(創研)
2019年8月30日 15:52
最近、「化学物質過敏症」「シックハウス」「アレルギー」についての研究論文が多く出ています。
人の嗅覚や皮ふを刺激し、人の健康を損ねてしまうという古くて新しい話がまたぞろ出てきました。
「シックハウス」はもうとうの昔に解決されている問題だとする建設関連業者が多いのですが、
施主さんからのクレームとなれば放置できないことです。
新しい計測方法や、最新の建材などの規制について知っていなければならないのは当然ですが、
クレームを解決できなければどうしようもありません。
クレームをつける施主さんは、ネットを通じて様々な専門的な知識を持っていることが多いので、
生半可なことでは解決しません。
「におい」による健康被害は、建材だけの問題ではなく、目に見えないカビなどさまざまな要因があって
問題を解決する決定的な対策はありません。
厚生労働省、国土交通省、医学界からも解決方法(対処法)は出ていません。
解決する糸口が見つからないのです。
「定められた材料を使用しているから責任はない」といっても施主さんが納得しなければ、
建築業者はどうするのでしょうか?
難しい問題ですが、こうした問題にバイオテクノロジーがひと役かえるのではないかと私は考え実行しています。
化学物質から揮発する有機ガスはほとんど無限に近い数量があるわけですから、
封じ込めることはほぼ不可能です。
また現在は、化学物質を全く使用せずに建造物は建ちません。
近頃はホルムアルデヒドだけでなく、さまざまな揮発性ガスが問題になっています。
ムク材、合板、集成材などでつくる木の香りのする住まいの接着剤として使われている
「アセトアルデヒド」がシックハウスの原因になることもあります。
弊社は、こうした木造の家で起こるシックハウスの原因であるアセトアルデヒドを
吸着分解させるのに効果的な脱臭剤を開発し、施工に活用しています。
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アセトアルデヒドの室内濃度指針値は2002年1月22日に設定され、
48㎎/㎥(0.03ppm)が毒性の指標になっています。
但しこの指標は、ヒト吸入曝露における鼻腔嗅覚上皮への影響ではありません。
ラットによる指針ですから、ヒトには参考になりません。
また2003年7月に建築基準法の一部が改正され、
建築材料と発生するVOCの例として明記されたものの中に、
木材を接着する接着剤に含まれるアセトアルデヒドが明記されていないことにも注意が必要です。
(創研)
2019年7月 2日 10:37
5月27日(月)に、セミナーに出かけて来ました。
テーマは「微生物燃料電池」についてということで発電メカニズムからそのポテンシャルについて、東京薬科大学応用生命科学科教授で理学博士渡邉先生のお話を伺いました。
微生物の探求よりも、アソードとカソードの話がポイントで電子工学的なものでしたので、小生にとっては今一つ理解することが困難でした。
微生物燃料電池の応用として、バイオマス発電、排水処理についてもとても興味ある研究がなされているようです。
下水処理には、全国の総電力消費量の約0.6%が使われており、下水道の普及に伴い、電力消費量も右肩上がりだそうです。
また下水処理で発生する活性汚泥は、全産業廃棄物の約2割を占めているとのことです。
そこで、活性汚泥を微生物源として発電し、汚泥の発生を3分の1~4分の1減少させる研究も、大学や大手企業で盛んに行なわれていて、その開発研究のノウハウは秘密となっています。
世界の水ビジネス市場は
上水事業 19.0兆円
下水事業 21.1兆円
で、これからの伸びに大いなる期待がもてる市場だと考えています。
いずれにせよ、微生物と工学を合わせることで、大きなビジネスチャンスがやって来ると考えられます。
古来より水を制する者は世界を制すると言われていますが、水ビジネスの世界では、微生物を活用するビジネスは世界を制することになるだろうと思います。
微生物の活用は省エネビジネスの最先端をいっているということでしょう。
(創研)
2019年6月17日 11:17
弊社の契約会社である株式会社ケミサプライ高知様(代表取締役 小原宏氏)の取締役川田氏が、施工実績の写真をお送りくださいました。
川田氏は、写真を拝見するごとに技能がレベルアップされています。
オフィスの
玄関入口のタイル洗浄
中学校の給食センターのフード清掃
洗浄を開始する前にやるべき大切なことは、入念な調査と試験洗浄です。
そして、いざ洗浄となれば度胸を決めて、何が何でも成功させるという信念を貫くことが成功につながっているのでしょう。
それもこれも、支える小原社長がおいでになればこその賜物でありましょう。
そして川田氏の技能の高さがあればこそではないかと思います。
いつも写真を拝見して感心致しております。
しかしながら世の中には、川田氏と同じく技能の向上を目指し、日々努力している人が多くいるはずです。
技能の向上に頂上はないと思います。
これからも技能向上の写真を拝見できることを楽しみにしております。
★株式会社ケミサプライ高知様の施工実績もご覧ください
(創研)
2019年6月 3日 11:03
2019年5月10日(金)、「生活環境とカビ管理対策セミナー」(主催 NPO法人カビ対策センター)に参加しました。
まず、国立医薬品食品衛生研究所の渡辺氏から「カビの遺伝子検査法」の現状についてお話を伺いました。
そのお話しから、カビの遺伝子検査は動物や人の遺伝子検査との比較においてきわめて困難なことが多く、未だ十分なエビデンスが確立されていないという印象を受けました。
これからの研究課題であり、また各種機器類も高額であることから、すぐに導入を計画するには早計すぎると考えています。
次に、建築物のカビ汚染の調査事例と対策について、株式会社竹中工務店の齊藤氏からお話を伺いました。
10ヵ年程度の期間、カビの状況と生育との因果関係について多方面から追跡データをとっておられ、大いに参考になりました。
竹中工務店さんは建設業者ですから、カビの研究をするというよりも、カビの生育を抑止するための各種施設や設備の研究が主だったように思います。
(創研)
2019年5月30日 13:25
最近、都内のオフィスビルの喫煙室をバイオ洗浄しました。
お客様は作業のスピードと仕上がりにかなり驚いたご様子で、しかも臭いが無いことに感激していただきました。
<施工前>
カレンダーを掛けていた箇所だけ白く
周囲のヤニ汚れとの差がはっきりと
わかります。
<施工中>
ヤニ汚れで茶褐色だった壁が
洗浄した箇所だけ白くなりました。
<施工後>
ヤニ汚れが除去できたことで
壁の白さと光沢が戻り
部屋全体が明るく清潔になりました。
喫煙室のタバコのヤニ(タール)には、べンゾピレン、アミン類、NNKなどの発ガン物質が含まれていることが、最近の研究(アメリカ エネルギー省管轄のローレンス・バークレー国立研究所 ボーハン博士らの研究)でわかりました。
喫煙室の脱臭にオゾン脱臭器を使用すると、オゾンや亜硝酸がヤニ汚れと反応し、ガスが発生し発ガン物質が産生されます。
こうした有害物質を吸入することを三次喫煙といい、副流煙(受動喫煙)よりもその健康被害が危惧されています。
創研では、喫煙室のバイオ洗浄と脱臭を行う時は、有用微生物を含有する洗浄剤で洗浄した後に有用微生物をミクロの霧状にしたものを噴霧します。化学合成剤やオゾンは一切使用しません。
そのため三次喫煙による健康被害を防止できるのです。
(創研)
2019年5月14日 13:58
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