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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

企業所有の軽井沢ゲストハウスの定期ケアに行ってきました

毎年2回、定期的にバイオ洗浄の依頼を受けて出かけています。片道3時間ほどの道のりです。

バイオ洗浄はシルク張りの椅子、ウールのカーペットなど多種にわたって行っています。今回は、部分的に脱色してしまったシャギーカーペットの染色も行い、うまく染色することができました。またワインなどのシミも当社の洗浄剤で美しく抜くことができます。失敗は高額な弁償につながるだけに、洗浄剤の選定、工法の選定には気を使います。

軽井沢は涼しいところで、さわやかな自然の中で仕事をした一日でした。


今頃オゾンで脱臭???

昨日は驚きました。

とある研究所に行ってきました。全国にサービス網を持つ大手住宅管理会社です。そこで、弊社の脱臭、防カビのバイオシステムの営業をしました。

そこでは未だに脱臭にオゾンを使っているようなのです。いったい誰に「だまされているのか」と思ってしまいました。

今やこの業界に限らず、誰でも知る常識、それは①「オゾンの環境脱臭効果はない」こと、②「有効濃度0.1ppm以上のオゾンガスには強い毒性があり、動物実験で発がん性も指摘されている」ことです。

人の健康も環境もどうなってもかまわないと言うなら、どんな方法もありかもしれませんが、いざ事故が発生したときに対応できないようなことは避けるべきではないでしょうか?

私は、このようなエビデンスに基づき、脱臭にオゾンを使用するのは、今すぐにでも中止すべきだと思います。

 


ハトの糞の処理はバイオセーフティの知識が必要です

13階建ての集合住宅の外壁の窓際にハトの糞が積もり衛生上問題があるということで、殺菌洗浄処理の依頼を受けました。

ハトやつぐみの糞に含まれるカビは、肺から脳へ血液を通して入りこんで脳内で増殖し、中枢神経を侵します。「クリプトコッカス症」という大変恐ろしい病気で発症から2~3日で死亡します。簡単に考え処理すると思いもかけない大惨事(死亡)になりかねません。

当社は、バイオテクノロジーのノウハウを中心とした業務を行っておりますので、WHO勧告による人獣共通感染症対策の指針に基づき、防護服を着用して殺菌(当社オリジナルのバイオ殺菌剤使用)を行いました。

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          除去前                              除去後(この後、洗浄します)



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生物災害安全対策(バイオセーフティ)として、防護服を着用し、集めた鳥の糞や使用後の防護服は「オートクレーブ用廃棄バッグ」で処理します。





70歳の勇姿(㈱アサヒプランニング 代表取締役 小田氏)

過日、当社のライセンス契約のための研修会にご出席されたアサヒプランニングの代表取締役 小田氏は、70歳にして未知のバイオの世界を3日間、朝から晩まで勉強されました。

最終日には、技士認定試験で80%以上の正解をされたことに、私は感動しました。事業は年齢にあらず。常に新しいものを求め、探求されるその勇姿に後達の私は余りある感銘を受けました。

私もこれから益々、バイオレメディエーションの技術を研究し、皆様のお役に立てればと決心した次第です。

 


岡山から瀬戸大橋を渡ってきました

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岡山から瀬戸大橋を渡ってきました。

島から島へかけた橋は、海の藍色とのコントラストで美しい曲線美でした。








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しかし、海から吹きつける風は塩分を含んでいるため、セメント部も鉄部も錆が露出しており、メンテナンスはさぞかし苦労するだろうと感じました。

建診協のセミナーに参加しました

岡山へ行ってきました。

今回は、建物診断設計事業協同組合(建診協)のセミナーが岡山で行われるとのお誘いを受け、勉強してきました。

マンションは、戸建住宅と比較して維持費が安いというのも大きな特長ですが、その維持や補修のやり方にも実にさまざまな方法があって、一概にこれがベストというものはないと私は思っています。外壁や給水排水管などは必ず経年劣化があるわけで、適格な診断とメンテナンスについてアドバイスしてくれるコンサルタントの選定がとても大切です。

私は建物の壊し屋「カビ」を相手にしています。建築屋さんと私の考え方は違いますが、目ざすところは安心で快適なマンションライフです。

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「ワンランク上のマンション改修を!」というテーマで開催され、建診協 中国支部 難波久嗣氏の講演「失敗しない大規模修繕のポイント」など拝聴しました。


 


インターネット上の情報にご注意

天然素材を中心に建設した特別なマンションの一室にお住まいのお客様のAさん。カビのことも心配ですが、お子さんが1歳で放射性物質のことも心配でしかたがないとのことでした。

天然の素材は、化学物質の複合割合が低いのでカビの成育にもよい環境です。カビはホルム系の有機ガスなどに弱いのですが、Aさんは内装材を天然のものにこだわっていらっしゃいます。そのことでカビが一気に爆発的に生育することがあります。

マンションですから、リフォームで窓をつくったり、換気をよくするための大きな工事はできません。Aさんが現在の状況で、カビ、放射性物質からお子さんの健康を守りたい、と願っていらっしゃることが私にも強く感じられました。私の経験でなんとか対応したいと切実に思いました。

Aさんはパソコンを駆使していらっしゃることから、実にさまざまな情報をご存じでしたが、必ずしも正確な情報でないことも事実です。カビ、放射性物質、有毒ガス、汚れなどについて、学者などの基礎研究やデータだけで現場は処理できるものではありません。

デタラメな情報も多く含まれており、一般の方々を混乱させることになっています。基礎科学やフィーリングでは現場の問題は解決しません。計測によるできるだけ正確な情報をもとに、確実に問題を解決する実務処理能力がなければならないと考え、私たちは努力しています。

害になる情報、思いつきの情報や基礎科学データなどにくれぐれもご注意ください。

 


セメント壁のマンションのカビのこと

北側の構造壁に面した壁が、カビでおおわれている状況を心配したオーナーは、リフォームを行う計画をお立てになった際、まず第一にカビの適正な処理をしないでリフォームをしても再びカビが生えるのではないかと心配になったそうです。

その判断は正しいのです。
まずカビを調査し、その対策を立てることが第一です。
不動産管理業者様から私をご指名いただき、早速、測定器、カビの培養試験、清浄度テスト機器を駆使して「<バイオレメディエーション応用技術> 微生物によるカビ(真菌)のコントロール」に成功しました。こうしてカビの増殖をとめた後に、内装工事を行いました。


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カビの除去作業中です。                         モップを洗った水は黒いカビが浮いています。


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「清浄度テスト機器」でカビを含む総細菌数を測定しました。施工前は10989RLUだったのが3653RLUまで減りました。(通常のご家庭で3000RLU程度です)


カビでお困りの方はぜひご連絡ください。
安易にカビ取り剤(塩素系、アルコール系等)でこすり洗いして済ませると、さらなるカビが激しく生えてくることになります。







化学合成洗剤と石けんの違い

石けんは古来より使用されているものですが、化学合成洗剤は石けんと比較して新しいもので洗剤の主流になっています。

カビは化学合成洗剤を栄養にして増えるということはあまり知られていないようです。

化学合成洗剤は石けんと比較して100倍のカビが増殖します。洗濯機の洗濯槽の見えないところに、ビッシリと黒カビが生えているのを目撃することがあると思います。

専門的に言えば、合成洗剤の主成分である非イオン界面活性剤がさまざまなカビの栄養になるため、合成洗剤を使えば使うほどカビを増殖させることになるのです。

健康な時はなんでもないことかもしれませんが、アトピーやアレルギーの発生原因になったりしますからくれぐれもご用心ください。


別荘地のゲストハウスのクリーニングに行きました

長野県蓼科の別荘地にある企業のゲストハウスのメンテナンスに行ってきました。

前日までの雨も上がり、中央高速を走っていると富士山が美しく目の前に迫ってきます。

約3時間で現場に到着。こちらのゲストハウスは、お客様をお迎えする時期が近づくと毎年、入念なメンテナンスを行っていらっしゃいます。私共は高級なカーペットやシルク張りの椅子のバイオクリーニングのご依頼をいただいています。

緞通にこぼしてしまったワイン、日本酒、ソースなどのシミをとりました。

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施工担当 吉田より

「何のシミかを見極めて対処することが大切です。」

南アルプスをのぞむ美しい自然の中で、素晴らしい建物、家具、調度品に囲まれ、衛生的な室内で過ごす時間は極上であろうと想像しています。





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