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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2013年(平成25年)になりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

弊社は今年も「環境」と「健康」について、バイオテクノロジーを通じて皆様のお役に立てれば幸いと考えております。

自然に存在する微生物の浄化作用は、放射性物質の放射能に対しても減少させる効果が期待されます。年明け早々に屁理屈を言うようで申し訳ないのですが、「放射性物質は時間が経てば半減する」とよく聞く話ですが、「単に時間が経てば減少する」というのはおかしな話ではありませんか?

私は、時間が直接の原因で放射性物質の放射能が減少するのではないと考えています。では誰が、いつ、どのレベル(能力)で減少させているのか?それは40億年前からこの地球上に生棲している微生物(とりわけカビなど)だと考えています。

微生物の分解、消滅能は人の常識を超えています。この地球のどこにでも普通に生棲している微生物ですが、私たちの目には見えないので「まさか」などと信じ難いものがあるのです。

今年も微生物による自然の浄化作用に関心を持っていただけるよう努めます。そしてこのかけがえのない地球、私たちの健康を「おろそか」にすることなく、よくよく考えながら日常を過ごしていきたいものと思っております。

今年も皆様にとりまして良い年になりますようお祈り申し上げます。


今年もお世話になりました

今年も大変お世話になりました。

微生物の応用による洗浄、カビ、脱臭の洗浄剤をお買い求めいただいた皆様には厚く御礼を申し上げます。   

今年は、少しずつでありますが、微生物の応用によるバイオレメディエーション(自然の浄化作用)をご理解いただける方々も増えており、感謝致しております。

日常の住まいのお手入れ、特別な汚れの除去、歴史的な美術工芸品などの洗浄には自然の力(微生物パワー)が理想的であることは言及するまでもないことです。とくに歴史的な建造物、美術工芸品などの洗浄復元クリーニングは、イタリアなどヨーロッパでは微生物による洗浄が主流になっております。

その主な理由は

①化学合成洗浄剤は、残留物が除去できないので劣化が激しい

②塩素系漂白剤や酸化剤(オゾン、過酸化水素水など)は脱色、変色が起こり劣化が激しい

――などです。

遺伝子組み換えもない純粋に自然に生存している微生物を活用した復元クリーニングをますます普及するために、これからもあらゆる努力をして参ります。

皆様のご繁栄とご健康を心からお祈り申し上げます。

 


最近の現場の話 めずらしいタイルのバイオ洗浄

岡山からマリンライナーに乗って、瀬戸内海を渡って高松へ。設計事務所のご用命をいただき、讃岐うどんのメッカ高松で大型マンションの外壁タイルとステンレス製手摺のバイオ洗浄をしてきました。

2012121211.JPGのサムネール画像

このマンションは、35年前に建てられたものです。外壁のタイルは、今ではとてもめずらしい陶器質の赤レンガで上薬を塗っていないものでした。粘土を1200℃で素焼きにした後に1000℃で本焼きにしたものです。

建築基準として吸水率は4%以下と定められていますが、経年とともに素地に吸水された水分にカビが増殖し、藻が生えていました。表面が粗いので余計にカビがはえてしまいます。そのまま放置すると、カビによりタイルが内部(素地)から浸食され破壊されてしまいます。

私たちは外壁タイルに一般の高圧洗浄機は使いません。こうしたタイルに一般の高圧洗浄機で水や洗剤を噴射すると、素地に汚れが吸い込まれてしまいます。結果的に余計にカビが素地内で増殖し、劣化を急速に早めてしまいます。

私たちはバイオテクノロジーの応用技術でタイル素地に侵入し増殖しているカビを「バイオの力」で除去し、抑止することができる技術とノウハウを持っています。

契約会社のご協力を得て6日間かけて完了させ、晴れ晴れとした気持ちでスカイライナーにのり、瀬戸大橋の美しい海を眺めながら帰京の途につきました。岡山、高松はとても美しい町です。



心から悲しいできごとがありました

人の死は突然に訪れるものです。私のよく知っている方が63歳で朝7時頃、突然お亡くなりになりました。2日ほど前に電話で話し、今月12日にお会いする約束をしたばかりでした。とても悲しいです。

死は予期しない時に突然、起こります。寒くなるこの時期に多く発生しますがその多くは血圧の急激な変化によるものです。血管は人の身体の中で一番最初に老化するところです。血管を老化させないように日頃から気をつけたいものです。

突然死は医者も対応できません。お互い血管老化防止に心がけましょう。


外壁の洗浄について思うこと

外壁のバイオ洗浄は、本来持っている風合いを復元することが目的です。

日本のあちこちにさまざまな工法があるようです。それなりの有効性はあるのでしょう。

洗浄の科学で最も大切なことは、汚れは除去できても洗う対象を傷めない、損耗させないということで、鉄則みたいなものがあるわけです。洗浄によって物質本来の機能を回復させるという目的があります。

劇薬を使用したり表面にフッ素などコーティング剤を塗布すると、二度と元の物質の復元はできません。


なぜか同じように聞こえてしまう「ビニールクロスクリーニング」

私たち創研㈱及び全国のライセンス契約会社が行っているビニールクロス復元クリーニングは、創研が製造しているバイオ洗浄剤を使用し、カビ、悪臭、汚れを除去し、リンス効果としてしばらくの間、再汚、カビを抑止することができるというものです(特許)。

使用する洗浄剤は石けん水を基材としたもので自然消滅します。その安全性や有効性はこれまでの実績と経験の中で証明されています。

しかし、私たちとは全く違う方法、つまり塗装する方法、「何かを塗る」方法もあるようで、特約店(代理店)契約をする企業もあるようです。それぞれに何か訳あって契約されることなので私が関知することではないと思いますが、ビニールクロスや天井の吸音板が汚れたからといって何かを塗って汚れを隠してしまうというのは、科学的には良い評価は得られないと思うのです。

元来、ビニールクロスや吸音板は「表面仕上げ材」といわれ、「耐久消費材」「防炎加工材」です。機能性、美しい色や柄など微妙な風合いを求められるものですが、そんなことを一切無視して、汚れたらその上に何かを塗って汚れを隠してしまうという発想は非常に不思議です。

汚れたものに何かを塗ってしまったら、当たり前の話ですが張り替える時に剥がれなくなってしまいます。ビニールクロス、吸音板などの表面には、必ず(100%)カビが付着しています。そのカビの上からどんなものであれ「塗りつぶしたら」、カビはその中で大増殖することは確実(100%)です。バイオ洗浄で除去できない汚れがあれば、新規に張り替えることが最も安全な方法であると考えます。


ニッポン全国物産展(池袋サンシャインシティ)に行ってきました

IMG_0569.JPG当社とお取引をいただいている京都府の「京こんぶ 長岡京田なか」さんが出展されるとのことで、私も見学がてら行ってきました。

コンブにはすごい作用があるのです。コンブはマグネシウム(Mg)が豊富に含まれている健康促進食品です。人の骨は60%超がマグネシウムからできています。骨を強く丈夫にするには、Mgが欠かせません。

コンブにはカリウムも含まれています。ナトリウムとカリウムは人が生きていく上で絶対に必要な元素ですが、取りすぎもよくありません。ただ人は本能的にナトリウムを多く摂ろうとします。
ナトリウムイオンと塩素イオンが結合すると食塩になります。よく「塩分の取りすぎに注意」と言いますが、それは高血圧予防のためです。余分なナトリウムを体外に出すためにはカリウムを含んだコンブを適当に食べることです。

海洋の生物にはまだまだ未知なる機能を持った食品が星の数ほどあると思います。
最近の微生物の研究も海へ海へと向かって進んでいます。
海洋にもまだまだ未知な微生物が棲んでいることでしょう。

お店の店長さんもスタッフの皆様も若々しくスリムでご健康そのものでした。コンブの効果絶大ですね。
「京こんぶ 長岡京田なか」さんのご繁栄をお祈りいたします。

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最近、購入した本の話

『細菌が世界を支配する』 アン・マクズラック著 白揚社 ¥2,520

 

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       この本は、少しややこしいかもしれませんが、微生物を研究している人ばかりでなく、一般の方にも興味を持っていただけるような本です。

微生物とは人の目に見えない生物ですから、日常の生活の中ではあまり気にかけることはありません。ところが微生物は、人の身体の表面にも内にも共生し、その数は100兆個とも1000兆個ともいわれています。

微生物(バイオ)は40億年前から私たちの地球に棲みついている大先輩です。人類はたかだか600万年前~700万年前に誕生しています。人は微生物(バイオ)と無縁では生きられないのです。

地球上でいちばん多い生物は微生物(バイオ)で、天文学的数字です。

微生物(バイオ)は、ペスト、マラリア、ジフテリア、コレラ、結核、ハンセン病、腸チフス、悪性病原菌による食中毒、インフルエンザなど、病気の源を連想するのが普通です。しかし実は、悪い微生物(バイオ)は地球上に存在する天文学的種類と数量のほんの一部に過ぎません。

微生物は、現在の地球と人の健康を保全していてくれるものが大半です。人の生命の営みに欠くことができないのが微生物(バイオ)なのです。「微生物と共生する」=微生物の力を借りて人の環境衛生を保全するのが自然なことです。

微生物(バイオ)を「敵」として「殺して」しまおうなどと考えても所詮無駄なことで、かえって微生物(バイオ)に殺されるのは人の方であることは、長きにわたる人と微生物(バイオ)の戦い(ペスト、梅毒、レジオネラなど)を見ても明白です。こんなことが非常に興味深く書かれています。

私たちは微生物の特長を最大に活用して、安全で快適な地球を保全することを目標にしています。

お時間があればぜひ、ご一読をお勧めいたします。

 


最近の施工現場のこと

10月下旬から、西日本のマンション大規模補修工事(外壁のタイル洗浄やステンレス・アルミのバイオ洗浄の仕事)で出張が多い日が続いています。

①外壁は高圧洗浄しない ②劇物は使用しない

従って弊社の工法は、外壁を傷めることもなく安全にカビも防止できることが評価されご発注をいただいております。

当社のライセンス契約会社のご協力をいただいて工事もいよいよ最終局面となり、来週前半には完了の見込みです。

併せて東京では、公共集合住宅の室内のカビ除去とカビ抑止などの衛生管理を、危険なカビ取り剤の次亜塩素酸ナトリウムを使用することなく、バイオテクノロジー技術でおこなっています。

「カビ」「悪臭」「特殊な汚れ」は、危険な合成洗剤を使うことなく安全で自然をこわさないバイオテクノロジー技術で処理することができることを、私は強く訴え続けて参りたいと考えます。


外壁のタイルバイオ洗浄                       ステンレス・アルミバイオ洗浄

「高松市 桜町マンション」                      「岡山市 両備グレイスマンション原尾島北館」 

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過酸化水素水の高濃度液でビニールクロスを洗う?

最近、私的に驚いたできごとです。

ビニールクロス(壁や天井)を過酸化水素水濃度3035%で洗浄して、汚れを取って衛生的にできるという話です。

これはまさしく取扱い方法を誤ると、生命を失う「危険」がいっぱいの話です。

過酸化水素水を室内に塗布すると、空気中にミスト発生が起こることで多くの反応が起こり火災や爆発につながることがあります。火災や爆発は、加湿によって起こることもあります。人の眼精粘膜損傷(かすみ眼、失明)や皮膚の熱傷、癌因子(動物実験で1ppm以上使用すると発ガンが確認されています)の危険性もあります。環境中に放出してはならないのです。

過酸化水素水を使用するにあたっては、呼吸用保護具、安全ゴーグル、保護手袋で予防しなければなりません。

過酸化水素水を壁や天井のビニールクロスクリーニング用洗剤として販売しているメーカーさんの化学的常識、またそれを使って洗浄しようとする業者さんの化学的常識を私は理解できません。安全だと主張するのであれば、まずご自宅を自分でクリーニングしてから他人に勧めてはいかがでしょうか?

過酸化水素はオゾンに次ぐ酸化剤ですから、酸化によってビニールクロスは黄褐色になりボロボロに劣化してしまうのではないでしょうか?

化学物質はとても便利なものですが、その裏には大きな危険という「落とし穴」があるのです。

 


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