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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

悪臭・特異臭でお悩みの方々へ朗報です ―新製品の開発に成功しました―

環境省が推薦する簡易嗅覚測定法は、三点式臭袋の公定法と比較して簡便ながら同じ臭気指数の算出ができることが私たち実務者にとって朗報でした。

弊社では、臭気をヒトの嗅覚で測定、判断し、これまでなかったバイオテクノロジーを活用して悪臭を除去することに成功しました。この方法は、他社にある消臭剤のように「匂いや芳香で悪臭をマスキングする」方法とはまるで違います。

悪臭の原因は実に様々です。生物の腐敗、生活の特有な臭気、香料、揮発性有機化合物臭などの複合臭が悪臭ですから、それを消滅させるのは「人知の及ぶところ」ではないと考え、こうなったら「40億年前から地球に棲息」している微生物の活性に頼る以外に途はないと、数年にわたり様々な試行錯誤と実験を重ねてきました。そして、悪臭を消滅させるためのバイオテクノロジーによる脱臭剤と脱臭装置を開発しました

ここで脱臭理論を述べることはしませんが、私たち実務者にとって完全に簡便に脱臭できることがビジネスの上で何よりも大切です。

私たちにとって簡易嗅覚測定法は使い勝手がよく、その判定に基くバイオテクノロジーによる悪臭の脱臭法を大いにご活用いただけるよう普及に努力してまいります。

このブログを環境省の方々がご覧いただいておられましたら、是非、簡易嗅覚測定法で結果を判定する当社の「優良微生物による悪臭の消滅」工法をバックアップしていただけるようお願い致します。


弊社のライセンス契約会社対象の研修会での簡易嗅覚測定法の実習の様子です

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新商品のお話 ―「長岡京 田なか」さん―

弊社のライセンス契約会社()京都ケミサプライの社長田中完士氏のご家族が責任者を務める「長岡京 田なか」さんが、この度、「白寿」(優良菌に昆布ふりかけを配合した食品)に野菜のチップ状のものを配合した商品を新たに開発されました。

お弁当や日頃の栄養補助食品として、ぜひご愛顧いただければと思います。

昨日(3/12)、田中社長が弊社に立ち寄られた際、新商品を見せていただきました。早速、味見をさせていただきましたが、ごぼう、蓮根、じゃが芋、オクラ、玉ねぎ、さつま芋、にんじん、かぼちゃ、柚子、鰹、一味など11種類の味が楽しめ、とても美味しくいただきました。「味良し、健康に良し」は間違いありません。

120グラムで315円(税込)だそうです。


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蓮根、鰹、にんじん、柚子、じゃが芋、さつま芋、かぼちゃ、オクラ、一味、ごぼう、玉ねぎの11種類の味がそろっています


「バイオの力 クリアくん」の商品説明と実演の応援に行ってきました

3月6日・7日、東京流通センターにおいてミニストップさんの「売場勉強会」が開催されました。

今回は、全国からお越しになる各店のオーナーさん及び社員の方を対象に「バイオの力 クリアくん」の商品説明と実演を販売元の有限会社九州光洋さんが行い、私は製造元として応援に行ってきました。2日間で少なくとも4,000人以上がご来場になったようです。

ミニストップさんは愛されるお店づくりにトイレの無臭化と清潔化を強く打ち出され、また同じく環境問題にも重点を置いていらっしゃるのでバイオ石けん水を導入してくださいました。

トイレの芳香剤はかえって「トイレ」であることを強調しているように思います。「バイオの力 クリアくん」で掃除をすることにより、無臭で清潔なトイレをお客様に提供できるだけでなく、トイレの素材を傷めない、長くピカピカな状態で使える、汚い尿石が取れる、排水口から嫌な臭いがなくなるなど、優良微生物のパワーはヒトの英知をはるかに上回っているのです。しかも従来の消臭剤や洗剤と比較してリーズナブルです。

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速報 新製品で悪臭が除去できることを証明しました

社内で嗅覚測定による悪臭の除去テストをおこない、悪臭をなくすことを証明しました。

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この写真は無臭空気を造るための特殊なポンプと空気を濾過する道具です。「無臭の空気」と「悪臭」をヒトの嗅覚で確認するための道具です。テスト用の悪臭源である糞、汗、腐敗などの混合臭が消えるかどうかについて、他社さんの製品と当社のものとを比較しました。

判定は、他社さん4社の製品(大手企業の製品で売れています)は全て香料が含まれているのでかえってひどい悪臭になってしまいました。

判定方法は環境省推奨のヒトによる簡易嗅覚測定法を採用しました。当社の脱臭システムは、「ほとんど臭わない」状態になりました。

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メキシコ湾原油流出の民事支払いで思うこと

新聞記事によると、2010年のメキシコ湾での原油流出事故により、イギリスのエネルギー大手BPが最大約2兆円の民事支払いを求められています。同社は水質浄化法違反など20数件の罪で提訴されています。

原油を垂れ流したり、放射性物質を垂れ流したりすれば世界から提訴されます。日本の福島県の原発事故による東京電力の海洋汚染も世界から提訴されるかもしれませんし、中国がPM2.5で汚している空気の賠償もいずれ払わされるかもしれません。

私は、「バイオレメディエーション」という微生物を活用した環境の修復技術で、河川や海洋、空気、土壌の浄化ができると考えています。次々と起こる環境汚染を食い止めるために、微生物を活用して貢献できればと研究を重ねてきましたが、ようやく最近、日本国内においても少しずつ皆様に微生物の力をご理解いただけるようになってきたように感じています。



リゾナーレ熱海(星野リゾートグループ)の総ヒバ製の大浴場改修工事に参加しました

ヒバ材のバイオ洗浄と白木用蜜蝋+カビ抑止剤を塗布する工事を行いました。

リゾナーレ熱海の大浴場からの眺望は、相模湾の海が見えてとりわけ絶景です。

既存のヒバ材に新規のヒバ材を重ねて「貼る」のであれば、見た目にはそれだけで美しく見えます。
しかし既存のヒバ材の除菌、防カビをしないまま、重ねて貼ることはできません。
木材が腐ってしまうのは、微生物(主に褐色腐朽菌類)の仕業だからです。
既存のヒバ材の除菌、防カビをまず行ってから、次に新規のヒバ材を貼り、そして防カビ、防水処理をするのが保全を考える上で常識です。

そうしたバイオテクノロジーをご理解いただいた大阪の岩田尚樹建築研究所様のご指示のもと、施工を行いました。
仕上がりはとても美しく、ヒバの香りもあり、温泉気分上々というところでしょう。


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ヒトのできることは微生物の方がもっと賢く上手にできる

218()は当社主催の研修会を行うため、資料のまとめや作成で大忙しです。11名のご参加をいただけるとのことで、とても楽しみしています。こうした会に積極的にご参加くださる方々は、バイオレメディエーション応用技術がアメリカ、ヨーロッパ並みに普及すれば、大きな社会貢献になりビジネスとして定着することを信じていらっしゃるのだと思います。

少しずつですが、カビや悪臭の除去や抑止は、バイオテクノロジーによる対策が安全で効果的であるとお考えになる方が増えてきました。

日本の風土はカビの天国で、人の役に立つカビもあれば、その逆もあります。東南アジアでも同じような状況があるようです。

トンネルの崩落事故の時にも言われていましたが、日本の建造物の多くはメンテナンス(補修)をしなければいけない時期に来ています。腐敗、カビをまず第一に調査し対応しなければ、汚れやカビの上から覆い隠すように何かを塗ったり張ったりしても、寿命、耐久性を期待できないのは自明の理です。

においは目に見えないもの。細菌も同じですが人を不快にしたり、病気にしたりする厄介者です。においに対する関心も高くなってきているようで、消臭剤の宣伝も良く見かけます。「におい」に対する感覚が、「無臭がベスト」という方向に変化すれば、バイオレメディエーション技術の出番です。

私たちは「人のできることは微生物の方がもっと賢く上手にできる」と考えています。そんな有用な微生物をもっともっと活用していただけるように普及活動を続けたいと頑張っております。


新春の研修会

今年初めての研修会を2月に予定しています。


テーマは

①人の嗅覚による簡易臭気判定  環境省認定 2点比較式臭袋法

②臭いセンサーを使っての測定と判定

必要な資器材をご紹介し、その測定方法を実習でマスターしていただきます。

③話し言葉の微生物学

環境改善事業として微生物について、あらゆる会社、団体に啓蒙活動をするためには、 「興味を持たれるプレゼンテーション」が必要です。楽しく語れるエピソードをご紹介します。また実際に菌を生物顕微鏡を使って自分の目で見てもらう実習を行います。

④バイオ関連事業の新しい活用と市場開拓

今回の研修会からバイオテクノロジーの営業結果のプレゼンテーションをしていただきます。今回は、全国進出の足がかりをがっちりつかんだ「有限会社九州光洋 納富専務」のお話です。テーマは「無臭トイレとバイオ洗浄」です。皆様にとってとてもお役に立つ情報です。

 

10ヵ月ぶりの研修会です。お忙しいとは思いますができるだけ多くの方とお目にかかりたいと楽しみにしています。

 

 


SOKENシェード 新しいバイオ洗浄剤

今年は新しい菌を使い、新しい仕事をやってみたいと思っています。

「はがれないものをはがす」「汚れをはがす」「汚れだけをはがす」――こんな微生物がいるのです。人間の技ではなく、人間の知恵でもなく、自然に存在する微生物がやってくれます。しかも無毒で無害なので、素手で使うことができます。洗浄剤として、日本では初めてかもしれません。

現在、純粋培養をしています。微生物は生き物ですから、餌、温度、湿度など好適な条件でなければ分離、増殖が困難です。

ヨーロッパでは、菌を使い(バイオテクノロジーで)施工した実績があるようです。私は未だ文献でしか確認していません。

今回開発した「新しい微生物洗浄剤」は「SOKENシェード」と名付けようと考えています。「SOKENシェード」の活躍は、これからご報告していきます。

どんなすばらしいテクノロジーでも、最終的には使用する人の思い入れや探究心がなければ生かされません。やはり、人間の心が技術を生かすも殺すも決めてしまうものだと思います。

私も科学の知識と現場技術を鍛錬し、心をこめて社会のお役に立てるように致します。

 


平成25年度最初の仕事

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第一部「バイオレメディエーションと建物」            第二部「既存事業と新規事業の                                                                                                                               相乗効果を探る」
創研㈱ 代表取締役 三浦博                                 ㈱石津建築設計事務所 代表取締役 黒瀬徳良氏

1月11日は、広島県の「平成25年度 内装連内装士第31次研修会(ANAクラウンプラザホテル)」での講師をご依頼いただき出かけてきました。

小生は微生物が建造物に与える影響を現場から学び、体系化し、科学として発展することを夢見ていることなどをお話しいたしました。

                                                 

微生物と建造物」は切っても切れない関係にあります。

数百年を経た歴史的な芸術品や建造物は、微生物によって浸食され、駆逐されてしまいますが、それを蘇生することができる微生物も多数存在しています。

再生・復元できる微生物はどこにいるかを、日本のみならず世界中から一生懸命探し出して育て(培養)、世の中のために役立たせるのも、微生物学に携わる者の仕事です。小生も、そうした微生物を育てて(培養)、建造物の再生・復元に使用しています。

戸建住宅もマンションなどの外壁も、カビによってタイルや塗装がはがれ、耐久性がなくなります。

皆さんがよく目にするカビは微生物のかたまりです。外壁タイルの目地セメントに緑色のコケ、茶色のコケ(藻)などを見たことがあると思います。そうしたものを建築屋さんは削り取って、高圧洗浄や化学合成洗剤でこすり、洗い流してしまえば大丈夫だと言います。

 

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しかし、微生物屋はそう考えません。実は、私たちが正解なのではないでしょうか。

1ステップとして、外壁に目に見えない細菌(バクテリア)が付着し増殖します。次に第2ステップで細菌がつくってくれた栄養でカビが増殖し、第3ステップで光合成の藻が増殖します。こうした過程で外壁は傷んでいくのです。

一番底の細菌(バクテリア)を取り除くことができなければ、藻やカビを洗い流しても解決になりません。むしろ除去したつもりが、化学合成洗剤が大好きなカビに逆に栄養を与えることになり、より悪化することは避けられません。

外壁、タイル、木材(白木)、塗面、セメントなど全ての建物の保全に、微生物屋の考えを参考にしていただければ、有効な手段を選択できるのではないでしょうか?

戸建ての住宅、ビル、マンションの外壁は、破損する前に定期的にわずかなお金でバイオ洗浄(高圧洗浄や高額の足場の設置は不要です)をすることが、とても重要なことだと考え、これからもご提案を続けていきます。

皆さまのご理解とお力添えをお願い致します。



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