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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

大掃除は、どの程度清潔にすればよいのでしょうか?

前回、インフルエンザ予防のためにもお掃除をしっかりしましょうというお話をしました。
ではその大掃除はどこを、どの程度清潔にすればよいでしょう?

賢い皆様は年末の計画をしっかり立てていらっしゃることと思いますが、細菌学の立場からいうと・・・
①窓を全開し部屋という部屋の全ての天井・壁のクロスのホコリをナイロンハタキで払い落とす、②風通しが悪い室内のスミのホコリをしっかり吸い取る、③エアコン内部の汚れとカビをしっかり殺菌する――。

カビは至る所に生えているのですが、とくに風呂やトイレなどはしっかりお掃除が必要です。
大変な仕事ですね。

でも・・・でも・・・お掃除屋さんに依頼する時は、できれば細菌(カビも細菌です)の知識があって、よその家からバイキンを運んで来ないような衛生管理のしっかりした業者を選ばないと大変なことになってしまいます。

料金の安さだけで業者を決めるのはとても危険です。

 


インフルエンザの季節、予防のためにお掃除を!

随分と寒くなって、風邪をひく人が多くなってきました。

インフルエンザは、ウィルスという微生物が人の喉や鼻といった上気道にとりついてヒトを侵します。ウィルスによる風邪に抗生物質を湯水のように使っている医者も多いのですが、いずれウィルスが変異してとても恐ろしいことが起こる可能性があります。専門家は非常に警戒しています。
新型インフルエンザが流行すれば、今の抗生物質(医薬品)の効果は全くありません。大流行し大量の死者が出るいわゆる「パンデミック」に陥ります。

インフルエンザにかからない方法は、①不要不急の外出はしない、②マスクを着用する、③手洗い、うがいをする、④ハンカチ、タオルなどの使いまわしをしない、⑤部屋の換気をよくする――などですが、とくに対人距離をしっかり保つことが大事です。飛沫は1m~2m以内に飛び散ります。

これからの季節は、空気が極端に乾燥し、ウィルスの活動も活発になります。
インフルエンザに気をつけ、免疫力の強化に努めましょう。

清潔な空間を保ちウィルスを寄せつけないためにも、室内のお掃除はしっかりしましょう。


カビだらけになります。塗ってはいけません!

ビニールクロスが汚れたからと言って、塗装をして隠してしまうのはいけません。塗料、インク等に油脂が含まれていますから、カビが生えます。
実は新しいビニールクロスにもカビは生えています。僅かなので目に見えないことが多いのですが、しっかりと生えています。

塗装するとビニールクロスの裏にもびっしりとカビが生えます。
塗装したビニールクロスをはがして新規に張り替えようとしても、塗装したビニールクロスは塗料が浸透しているため、ものすごく剥がし難い!
スーッとはがれることがなく、バラバラに剥れてくるために時間と費用がかかることも忘れてはなりません。

一度、塗装した後のクロスの汚れはほとんど落とすことができません。
更に塗り重ねると、クロスの風合いを失います。そして壁が結露します。
「安かろう、悪かろう」ということはあまり良いことではないと思うのですが、いかがでしょうか?

賃貸マンション、アパートなどの入居率が低くなるのは、入居希望者が塗装したビニールクロスは問題ありと知っているからではないでしょうか?

 


ペット用バイオシャンプーとバイオ消臭剤を販売しています(有限会社SOKEN飾屋)

以前に「新着情報」でご紹介させていただきましたが、ライセンス契約会社(有)SOKEN飾屋様(静岡県富士宮市)が弊社製造のペット用のバイオシャンプーとバイオ消臭剤を販売しています。
この度、愛犬家の方のための情報誌「Cuun」(クーン)に広告を出されたとのことで、その情報誌を送ってくださったのですが、その内容の豪華なことに驚きました。

10月号にはペット用シャンプーの広告が(有)SOKEN飾屋様を含め3件出ていました。

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犬用のシャンプーは人間が使用するものを使用するととても危険です。獣医さんも注意をしているようです。
弊社のシャンプーは、石けんと有用微生物を混和したものですから、犬にも人にも健康被害はないと思っています。
またバイオ消臭剤は純水と有用微生物を混和したものですから、犬にも人にも健康被害はないと思っています。

化学物質や人用の化粧品添加物を使用したシャンプーは、犬のみならず、人に対しても直接的な健康被害があります。
犬も人も毛や表皮は有用な天然由来微生物(自然界に常時存在している)によって保護されています。
皮膚のトラブルはほとんど皮膚表面にいる常在菌に障害がおこっています。
皮膚を守る常在菌の保護と育菌は、ぜひSOKEN飾屋様のバイオシャンプーとバイオ消臭剤をご使用下さることをお勧め致します。



深大寺手作り市に行ってきました

秋のバラフェスタ中の神代植物公園から深大寺へのおまいりに・・・と歩き回っていたところ、手作り市が開かれていました。
木製品やスタンプなど手作りのさまざまなものが、なかなかの力作ばかりでとても楽しんできました。
そのような中、杉並区のKakapoせっけんの固形石けんがあり、石けんに興味のある私はオリーブ石けんと香り付きのマルセイユ石けんを買ってきました。

石けんの品質表示には、解禁日(使えるようになった日)が手書きされていて、アルカリからマイルドに変化することを丁寧に説明しています。
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商品は雑貨扱いですが、低温で2か月かかってできた商品のようです。
私が石けんの並べられたテーブルをジーと見て、「これ2つください」と言った時、誠実そうなkakapoさん(製造販売)が「エッ!買うのですか?」と少し意外そうにされたのは「私がおじさんだったからかな~?」

「熟成させる」とはある意味、変化することですから、そうした手作りの商品の中に、きっとすばらしいアイデアと優れたものがあると思って、あちこちの商品を使用させてもらっています。





微生物は発電する

微生物が発電する話を聞いたことがありますか?

太陽光発電のように特別な設備は不要なので、誰でも扱えて安く確実に発電するパワーを微生物は持っています。
電気を起こす微生物としてはシュワネラ菌が一般的に知られていますが、土の中にはまだまだ膨大な数と種類の菌が生棲しています。

東大をはじめ、パナソニック、積水化学のチームは「発電菌」で汚水を浄化し、同時に発電したものを施設の電気設備に活用するというとてもユニークなプロジェクトを進めています。
日本で汚水処理に使用する消費電力量は約140万世帯分にあたりますから、その電力をゼロにすることができればすばらしいことです。電力設備の少ない開発途上国にはもってこいの汚水浄化システムです。

原理を簡単にいうと、スプーン1杯の土には数十億の微生物などがいて、有機物を分解する時に電子を放出するので、その電子を電極に取り込んで電気を起こすという単純なものです。人の技術というよりは微生物のパワーによるものです。

故障や停電の無い電気設備、それは「土と微生物」です。

 


ミドリムシ(ユーグレナ)が話題になっているようです

ミドリムシは全長0.05㎜の動物でも植物でもある微生物。藻の仲間でムシではないようです。
自然にあるものをバイオテクノロジーで大量に培養して、食品、環境、燃料などとても広い分野で活用できるとのことです。
ミドリムシを栄養のサプリメントにするということで、注目度も高いと思われます。

あらゆる環境のもとにあっても、5億年以上前から地球上に生存し続けた生き物であり、炭素固定反応を起こす微生物であるということも証明されています。こうした生物を人間の手で育てるということは、なかなか困難で人手(マンパワー)もかかります。気候にも左右されるので大量に培養するのは至難の業と言えますが、人間の活動と知恵でさらに大量に培養できれば何よりと思っています。

機会があれば私もミドリムシを培養できれば楽しいだろうと思っています。


バイオビジネスイベント「BioJapan 2013」に行きました

「パシフィコ横浜」(神奈川県横浜市)で開催された「BioJapan 2013」の広い会場を弊社社員の三戸と見て回りました。

「バイオ」という言葉は、今日、いろいろな分野で広く使われています。生き物(ヒトも同じ)の活性そのものが全てバイオです。今回は、食品(サプリメント)、医薬品、細胞、遺伝子検査、洗浄などさまざまな企業、大学から607の出展がありました。

1日で見て回ることはほぼ不可能ですが、今回は的を絞って遺伝子検査の分野を見てきました。ヒトの遺伝子や微生物の遺伝子についてできるだけ簡単に正確に把握できる機器類を探しました。ピタッとくるものはなかなかないものです。これから研究しなければなりません。

現在、遺伝子レベルで環境微生物や人の健康をある一定のレベルで判断し活用することを計画しています。

テーマは2つです。
①カビの遺伝子による品種の同定
②人の生活習慣()の遺伝子診断

①は、カビを遺伝子レベルで同定(種を特定)することで正確に分析することが可能です。従来の方法と比較すると、より科学的で正確です。

カビを分析しカビの特性を調査してからカビを除去し制御する技術とその周辺の洗浄剤などについて、この度特許を申請しました。

いずれにせよバイオテクノロジーは大きな産業であることは間違いないと、改めて感じられた一日でした。


***「初めての参加だったため、最初は何が何だかわからない状態でした。各ブースが何をしているかが見えてくると、素晴らしい技術が盛りだくさんなことがわかり非常に興味深かったです。バイオビジネスについて深い話が出来るようになりたいと思いました」(創研㈱ 三戸)***

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壁、天井の壁紙の臭いを取る方法

ビニールクロスといわれる壁、天井のクロスには、タバコや生活臭、体臭がこびりつきます。
こびりついたまま塗装したりすると、悪臭はそのまま臭い続ける最悪な状況となります。


臭いを取るには
①洗浄剤を選ぶ
②洗浄方法を選ぶ
そして徹底的に洗浄することにつきます。


弊社は、①の洗浄剤についてはとても自信を持っています。
この洗浄剤の基材は石けん水で、弊社の特許技術です。
また弊社は、②の洗浄方法についても実績を持っています。

安全に確実に臭いが取れるのは、バイオテクノロジーだからです。





東京も亜熱帯地域の仲間入り?

今年の夏は暑かった。その酷暑に異常さを感じざるを得ませんでしたが、ようやく夏の終わりの小雨も降ってきた東京都心です。
あまりの暑さに異常を感じた私は、2006(7年前)に出版された『気候変動プラス2℃』(ダイヤモンド社)をあらためて読み直しました。今回はそのお話です。

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今から50年前は、今よりも冬は雪が多く寒さが厳しかったという記憶をある程度の年代の方ならお持ちかもしれません。地球の環境は、気温上昇に影響を受けざるを得ません。もし+(プラス)1℃上昇したらアフリカでは飢餓、クイーンズランドでは熱帯雨林が50%減少するなど、地球、いや私たちの身の廻りでも動植物の生態系に変化が感じられます。

カラーの図をご覧ください。(『気候変動プラス2℃』より)

これは温度が上昇した分が赤く色が付いています。確実に気温が上昇したことがわかります。もしこのまま上昇が続いた場合、+2℃で食料不足となり、食料の価格は大幅に上昇すると言われています


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1965年 (約50年前)







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2013年 (現在)






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2025年 (約10年後)





なぜ気温は上昇するのか。

さまざまな理由があって、避けられない地球環境なのかもしれませんが、日常で私たちができるささやな温暖化防止に役立つことを考えなければ大変なことになると思います。
東京オリンピックが7年後に行われるとのことですが、それまでにインフラ整備は当然として、地球温暖化対策も市民レベルで実行できるようなインフラ整備が重要だと思います。

いよいよ東京から西は、亜熱帯地域になったことは確実と考えています。1ヵ月の平均気温20℃以上が4~11ヵ月、20℃以下が1~8ヵ月の範囲になったこと、湿度7090%が夏季に4ヵ月以上続いたことなど、環境の変化は肌で感じられるようになりました。

ヒトの病気も、痛い、苦しいなどの症状がないと健康でいられる有難さを感じないように、気候も同じで切羽詰まった状況にならないと何もしないのでしょうか?

これから710ヵ年後には今の東京よりもはるかに酷暑、高湿度になるでしょう。この時期に雨が降らず、水不足になれば日常の生活に支障をきたします。
ヒトの住居も大きく変化します。亜熱帯地域しか生棲しなかった細菌、カビ、ウィルスが東京から西の地域で増加し、健康被害が多発することでしょう。

今から40年前に『沈黙の春』(レイチェル・カーソン著)が出てからも、ヒトによる環境悪化は続いています。そして事態は悪化しています。

「人が生きるための環境をつくる」― そのためには、無用な化学合成物質を乱用しないこと、など日常の生活で随分と改善すべきことが多いように思います。

私たちはささやかながら日常の生活を安全で快適にするためのバイオレメディエーション応用技術で、自然の浄化能力の活性にお役に立てるよう努力したいと考えています。これからの時代は、カビ、細菌をいかに安全に制御し予防するかが重大なポイントだと思います。

「細菌が世界を支配する」



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