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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

化学物質過敏症とカビの関係

近年になってMCS(化学物質過敏症)の原因のひとつにmVOCSという言葉が出てきました。
「臭気」というのですが、普通の揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)のように濃度の測定が容易なものと違い、mVOCSは非常に濃度が低くてもMCS(化学物質過敏症)になる可能性が高いと言われています。

いわゆる「カビ臭」も、MCS(化学物質過敏症)になります。
家のあちこちにカビが生えないようにできるだけ「カビ取り」をして、「汚れをおそうじ」した方が安全だということは間違いないようです。

一度生えたカビを取るのは本当に大変です。
カビを生やさないようにするのも大変です。
5月末から6月、7月とカビが繁殖するシーズンです。

「たかがカビ、されどカビ」です。カビ取りに励んで下さい。
手に余ったらご相談ください。

カビが原因の細菌性肺炎にかかり、死に至ることも実際にあるようです。
カビとカビ取り剤にはくれぐれもご用心を!

 


私にとって疑問なこと、不思議なこと ~過酸化水素水について~

劇毒物に指定されているわけではありませんが、極めて危険なものというのは世の中に結構あるものです。いちいち数え上げたら日常を過ごせなくなるほどありますね。

何が危険で何が危険でないかの区別もよくわからないまま、使ったり、呑んだり、食べたりしている私の日常は、本当に大丈夫なのかと思ったりもします。

例えば、カビが家のあちこちに生えているのは、本当に危険なのでしょうか?
汚れで死ぬことはないのでしょうか?
普通に市販されている製品で危険なものはないのでしょうか?

お医者さんに行って指定されるお薬は毒物だという人もいるけれど、病気の人は毎日飲んでいますね。これはかなり危険なことだと思います。
アメリカの一部の地区では、薬物の副作用の責任は医師がとらなければなりませんが、日本には全くありません。

自分の身体のことは自分で判断し、何事もほどほどということなのでしょうか?
毒物であることや健康被害が科学的に証明されている以外は、本当にほどほどでいいのでしょうか?

バイオテクノロジーの環境科学においても、その進化はよほど注意していないと乗り遅れます。
そうした科学の進化の中で、これまで「毒ではない」「健康被害はない」と言われたものが、いきなり「毒だ」「危険だ」と言われたり「要注意」になったり危険度レベルが急に上がったりします。

有名というか、その世界の権威者が言うことだから正しいと思っていたことが、科学の進化によって排除されたり否定されたりしています。

クリーニング(清掃)を例にとると、過酸化水素水の30%超の液体をビニールクロスに塗ってきれいに漂白する施工方法について、「過酸化水素は水と酸素に分解され消滅するから安全だ」と言う人がいます。
過酸化水素水は食品の添加物で消毒の効果もあるため、家中のビニールクロスに塗っても健康被害が起こらず安心・安全なものと評価されているようです。

本当にそうなのでしょうか?

30%超の液体は、手肌や粘膜(眼など)にとって、とても危険なものであることはご存知のことと思います。
失明することもあります。
毎日、自分で30%超の過酸化水素水を使っていると体内外が酸化します。髪の毛も茶色になります。ガンの危険因子とも言われています。

過酸化水素水を安全な濃度の中で使用するためには、極めて濃度の薄いものを使用しなければなりません。しかしそれでは、目に見えてきれいになりません。
それでは、お掃除する人やお客様からもダメ出しされてしまいますね。

もし今、30%前後の過酸化水素水を「おそうじ」などに使用されている方、または使用することを推奨している企業や団体があったら、直ちにやめるべきだと思います。
これだけ危険ですよ、と言われているのに、「自分がやるわけではない」という理由で販売したり、お掃除に使ったりするのはすぐにやめてはいかがでしょうか。

異論、反論のある方はまず自分で試すのがよいでしょう。
30
%前後(2833%程度)の過酸化水素水を自分の部屋の壁に塗ってみてください。
そして次の日は別の部屋の壁と天井を塗ることを、5日間くらい続けてみてください。
よくわかると思います。

ついでに言えば、過酸化水素水の濃度30%前後では、カビ取りにはなりませんし、細菌(芽胞菌)の消毒にもなりません。
いわゆる過酸化水素水を塗ってもカビや細菌に対する効果は期待できませんから、タバコ臭や生活臭などの悪臭もとれません。


 


集合住宅(東京都渋谷区)の定期カビ取り洗浄とカビ抑止工事をおこないました

昨年12月から今年の1月にかけて、集合住宅のカビ取り洗浄とカビ抑止工事を行いました。

この集合住宅は、3ヵ年の間に毎年3室ずつ順番に施工し今年で9戸になりますが、これまで施工したところは甚大なカビの増殖やヒトへの健康被害は発生していません。
例年、弊社のオリジナル洗浄剤やカビ抑止剤で作業し、塩素系の漂白剤は使用しません。

家具は移動できるものは移動し、天井・壁・床・浴室・窓ガラス・押入れ・玄関・下駄箱など全てを対象に作業しました。

<施工前の様子>
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四国・鳴門でマンション外壁のバイオ洗浄及びカビ抑止工事を行ないました

岡山県の㈱石津建築設計事務所建物診断設計事業協同組合会員の黒瀬社長の指定をいいただき、34日(火)~7日(金)の4日間にわたり、マンション外壁(塗装面)のバイオ洗浄及びカビ抑止剤塗布工事の責任施工を行いました。(施工実績もご覧ください)

ライセンス契約会社である㈱ケミサプライ高知(小原社長)のベテラン社員川田部長他2名のご協力を得て、外壁に組み立てられた足場で高所作業を行いました。

今回は、特許申請中のカビ除去剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」を使用しました。

施工前後の細菌(カビ)検査結果を「施工実績」欄に掲載しましたので、併せてご覧ください。

黒瀬社長は「カビが生えたまま高圧洗浄し、その上から塗装する従来の工法」に疑問を持たれ、カビや細菌について勉強していらっしゃいます。
創研は、「『カビや細菌』こそ建物の『壊し屋』である」と考え、その対策を研究し続けております。


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ウィルス~ノロウィルスとインフルエンザ~の話 そして生分解の話へと続く

ノロウィルスは非常に感染力が強く、その経路は不明瞭です。
自分が感染したのか早く知りたい時は、病院で検査してもらい、その特異な症状で判断する以外にないようです。

まだ実用化されていませんが、遺伝子の世界では、遺伝子を約2時間で分析してわかるというすごい技が誕生しているようです。

ノロウィルスなど、ウィルスは遺伝子の微妙な変化で耐性化(薬の効果がなくなる)してしまうため、今年のインフルエンザと来年のインフルエンザはウィルスが違い、薬とウィルスの変化の追いかけっこになってしまうのです。

ところで、ウィルスはどこからモクモクと生まれ、世界的な流行をひき起こすのでしょう?
不思議なことに、不潔な場所、不衛生な国や地域から発症していることが多いです。

ウィルスやカビ、細菌は遠くの国々から風に乗り、人に付着し、輸出入する物、食品などで世界中にばら撒かれ、防ぎようがないのが実態です。
私たちにできることは、自分の身のまわりを清潔にして自己防衛することだけです。

「汚れ」は不幸を呼ぶものであることは、間違いないようです。

化学合成洗剤で汚れを取り除く、カビ取り剤でカビを防ぐ、次亜塩素系、アルコール、芳香剤で美しく暮らすというのは、本当は「汚れている」のとほぼ等しいくらいに汚染されている実態を皆さんはご存知でしょうか?
生分解99.9%とか90%とか聞くと、使った後には何も残ることがないと思い、「良かった!」などと安易に考えていると、とんでもありません。

「生分解」とは、「自然界にいる微生物の分解能力」のことを言っています。
ということは、化学合成物質を使用することで微生物などが自然界や身の廻りにいなくなれば、生分解しなくなってしまうということを考えたことがありますか?


和田秀樹氏 「医学部の大罪」(ディスカヴァー携書)を読んで

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大学の医学部の問題点やその改善の提案を、覚悟をもって執筆されたものです。
和田氏は東大出身の医師ですから、内部から視た改善提案のようで興味はつきません。

私はバイオテクノロジー(BT)に少し関わりを持っており、未来の医療、とりわけ対処医療が大きく変化する時期が必ず来ると考えています。
ips細胞の実用化に向けて研究や臨床が進行中ですが、日本の大学医学部の教授はどのように将来の治療に活用していく方法をお考えなのか、興味あるところです。
海外
の医薬品や治療などは日本で認可されるまでには日本独自の理論やエビデンスが必要とされるようですがips細胞の実用化もやはり従来のようなことになるのでしょうか。

現在は情報化の時代です。
日本の医学部教授の論文や外国の医学論文、そして臨床例などは誰でもその気になれば調べられるようです。

優秀な学生が多い医学部で、一生懸命に勉強している方々のさらなる革新と職能技術の向上に期待しております。

最後に和田氏は、21世紀の成長産業はバイオテクノロジ―以外考えられないと断じています。
ITからBTへ時代は動くということのようです。

私も心強く初志貫徹、バイオテクノロジーを実現化、ビジネス化するために、また奮起する気になった本でした。


感動した講演会でした ~東京商工業会議所杉並支部 新春賀詞交歓会にて~

鍵山秀三郎氏(株式会社イエローハット創業者、日本を美しくする会相談役)の講演で、「凡事徹底-平凡なことを非凡に努める-」というお話を聞きました。

私の職業は「清掃業」ですから、世間的には平凡な仕事で、社会的な高評価を得ることはあまりないように考えています。
おそうじは誰にでもできると思われがちですが、私は「バイオテクノロジーで汚れを取ること、汚さないこと、衛生的に清潔を保全すること」に全身全霊をかけております。
そしてこのことに、ことのほか誇りを持っているのです。

汚れ」は、不幸、病気、貧乏など災難を呼び寄せ棲みつきます。汚れは、災難を呼び寄せる魔物です。
そうしたことを鍵山先生の講話から学んだ有意義な時間でした。
鍵山先生、ありがとうございました。

私の夢は、日本中をきれいにするためのお手伝いをすること、そして世界から必要とされる仕事をすることです。

 


統計学の本を読んで考えたこと

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最近、統計学のはしりみたいな本を読んでみましたが、疫学(原因不明の感染症)を調査したり原因を究明するのに有効だということらしいのです。
またビジネスにも幅広く活用されているらしく、ビッグデータはその活用度も高く有効なのだそうです。

統計学というと計算が非常に面倒でとても時間のかかるものですが、ITによっていとも簡単に計算できることが、現代の統計学だそうです。

私が取り扱う有効な微生物を統計的に集計し分析し活用したものはないかと探してみたのですが、見つけることができませんでした。
疫学は人の健康に害があってから行動をおこし調査するものですから、予防医学のように健康を害する前に健康を害すると考えられるカビ、ウィルスなどの量や種を統計的に集計分析したものはないようです。

皆さんの自宅はどなたがお掃除をするのでしょうか?

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お掃除は健康を維持する上でとても大切なことであると認識している人は全体の何%くらいでしょうか?
統計学的集計分析はありませんが、「手をよく洗う、うがいをする、身体を洗う、衣類を清潔にする、食品などを衛生的に保管する、室内の汚れ・カビ・バイキン・悪臭などは極力、清掃して取り除く、室内は時々殺菌する」などは誰もが実行できることです。
しかし、こうしたことができずに、またはやらずに健康を害したり、流行の病気にかかってしまうことも多いのです。
簡単に風邪をひきやすくなってしまうことがその一例でしょう。


<写真>
「統計学が最強の学問である」西内啓 (ダイヤモンド社)
「数学的思考の技術」小島寛之 (KKベストセラーズ)



新年を迎え皆様益々のご盛栄を心からお祈り申し上げます

新年を迎え、皆様益々のご清栄を心からお祈り申し上げます。

さて、今年は坂本龍馬や出光佐三翁のように日本以外の地にも目を向けて
必要とされるバイオ技術を提供したいと考えています。
バイオは人間の想像を絶するパワーがあります。
今年はさらにバイオの活用方法などをご提案させていただけるよう努力致します。

昨年、カビ抑止に関する新しい微生物の発見と増殖に成功しました。
今年はそれを応用したカビ抑止剤とカビ汚れの漂白剤も完成する予定です。
ご期待ください。

皆様のさらなるお力添えをお願い申し上げます。

                                創研株式会社
                                代表取締役 三浦 博




ホームページでカビの専門業者を探してみたら・・・

施工を依頼したことはないので評価はできませんが、カビ取りにはさまざまな工法や薬品があるようです。でも、微生物由来の抗菌活性物質や微生物を混和した洗浄剤は見つけることができませんでした。

カビは植物と似ていますが、光合成が無いので細菌に分類されています。
つまり、①餌を外部から摂取しないと生命維持ができないこと、②他の微生物と常に生育競合性があること――が特徴の一つです。
カビを殺菌剤で処理したり加熱処理したりすると、それにきちんと対応できるようカビの遺伝子の組み換えが起こります。

現在、中国の環境汚染が話題になっていますが、空気、河川、そして土壌までが汚染され、奇形の哺乳類の動物(頭が3つある動物、足が5本ある牛など)が出現しています。
一般に日常で見るカビも同じで、劇薬物でカビを殺そうとすれば、想像もできないような遺伝子を持つカビが出現してしまいます。現在、これまでは存在しなかった微生物、カビも出現しています。

「自然の摂理」に著しく反する人間の行動は、いずれ大きな代償を払うことになると思います。司馬遼太郎氏が『この国のかたち』で示した「自然の持つ豊かさを求める心を失ってはならない」という考え方は、大切だと思っています。

当社は化学合成物の塩素、アルコール、防カビ剤は使用しません。
生物には必ず天敵がいるものです。人間にも天敵がいる
ように、カビにも天敵がいるはずです。カビの天敵はカビと同じ微生物の中にいるはずです。いや、います。

その微生物を発見し、カビ除去とカビ抑止に活用しているのが、SOKENバイオクリネスシステムズで特許申請中です。

カビと闘い、そしてカビの増殖を抑止することのできる微生物は、当社のオリジナルです。


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