月別 アーカイブ

HOME > SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

嘔吐後の悪臭、シミ抜きクリーニング工事を終えて

「カーペット、ベッドマットそしてソファーに嘔吐した後の悪臭やシミが、クリーニング業者に洗ってもらってもどうしても抜けない」
という内容のご依頼を頂きました。

遠方の為、事前に調査することができず、臭いの種類、汚れ(シミ)のレベルなど予想するしかなかったので、あらゆる想定のもとで資材を準備して、現場へ宅送しました。

現場で汚れたカーペット、ベッドマット、ソファーを見たときに、悪臭、ピンク色になったシミ、ところどころマダラに脱色や退色した汚れ、ソファーのほつれ(ブラシでこすった跡の傷)を目の当たりにして、「これは手ごわいぞ!」と思いました。

20180118002.jpg

20180301002.jpg
創研施工前(他業社施工後) ピンク色に残ったシミ

20180301003.jpg
創研施工前(他業社による施工後) 輪ジミになっている

20180301004.jpg
創研施工前(他業社施工後) 漂白剤の色抜け


その場で洗浄対象物に合うようそれぞれPHを測定し、創研製造の微生物酵素を調合し、テスト洗浄を行いながら、悪臭、ピンク色になったシミ、ところどころマダラに脱色や退色した汚れを綺麗にすることができました。
約5時間のオペレーションでした。

20180118008.jpg
エクストラクション準備

20180301001.jpg
乾燥前


以下は主に契約社様向けに発信致します。

こうした作業は、

まず、資器材の完全な準備が必要です。
「間に合わせ」は必ず失敗します。

「どのような洗剤や洗浄剤を現場で造ったのか」
それは、ここで書いてもすぐにはご理解いただけないと思うので省略します。(勉強会で詳しく解説致します)

とりあえず知識として持っておいた方が良いと思うことをご参考までにお知らせいたします。

①嘔吐物を取り扱う時は、感染症に最大の注意を払い、装備をすること。
(ちなみにエタノールや塩素系ではほとんど効果はありません。)

②悪臭やピンク色に残ったシミを他の業者は「これ以上無理です」といって帰ってしまったとのことですが、これでは商売にはなりません。
必ず除去することができるはずです。
私たちは、除去できるノウハウをもっています。

③ピンクに残った嘔吐物のシミは何だと皆さんは考えますか?
ちなみに赤ワインではありません。

④また、辛抱できないような悪臭の原因は何だと思いますか?
食物残渣ではありません。

原因物質を知らなければ除去できません。
弊社は知っています。

経験をひとつずつ積み重ねることは大切なことで、今回も現場から多くを学びました。

バイオテクノロジーの奥深い世界にこれからもご関心とご興味をもっていただければ幸いに存じます。


車内の臭い対策にも是非「善玉菌増殖工場」を

小生は自宅にも、車内にもSOKEN生きてるシリーズ「善玉菌増殖工場」を置いています。
欠くことのできないものの一つです。

20171122001.jpg


前の車が古くなったので、一年程前に新車に替え、これまで通り「善玉菌増殖工場」を車内に置いたところ思わぬ変化が起こりました。

「善玉菌増殖工場」のブルーの色がピンク色に変化しました


20171116005.png

新車の独特の臭いというものは、皆様も良くご存じの通りでしょう。

そもそも「臭い」というものは、気化物で空気中に漂っているものです。

その浮遊物(気化しているもの)をイオンによって吸着できるのが「善玉菌増殖工場」のすごいところです。

腐敗臭や加齢臭には絶大な効果があるのは既に実証済みでしたが、
今回、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)のガスを吸着する効果が目に見えて分かりました

ガスは目に見えないながら、どなたにもわかる驚きの証明です。

新車に置き始めてから約1年経ちますが、「善玉菌増殖工場」の色を見る限り、揮発性有機化合物のガスは今でも揮発し続けています。

2つくらい置いた方が良いかもしれません。

新車に乗ると目がちかちかしたり、体調不良になったりする方がいらっしゃれば、
それは、T-VOC(有機化合物)の影響です。

ぜひ、「善玉菌増殖工場」を車内に置いて対策して下さい。

新車は意外にも健康に悪影響を与えるようです。

20171116004.png


商品の詳細・ご購入⇒善玉菌増殖工場



新聞記事~温暖化「すでに健康に大問題」~を読んで

英医学誌ランセットは、労働力の低下、食糧不足が深刻化すると警告している。

日本では、デング熱のウイルスを蚊が媒介するリスクは1950年(67年前)と比較して3.8%上昇している。
また、大気汚染が原因で、15年間だけでも日本で約3万7,000人が早く亡くなったと推測した。

(朝日新聞<2017年11月2日(木)>掲載「温暖化「すでに健康に大問題」より抜粋)


地球温暖化が問題になってから久しく時間が経っていますが、
未だその原因は、確定されたものはないようです。

CO2の問題は、温室効果ガスと直接関連があって、CO2の削減が叫ばれていますが、
洗剤ひとつをとっても、手軽に使えるように工夫はされても、中身は化学洗剤そのもので
CO2削減に関しては改善されていないように思われます。

「PRTR制度(経済産業省、環境省)」の対象となる化学物質は、人の健康や生態系に
有害な恐れがあるなどの性状があるといわれています。

指定されている化学物質(全462種)の中でも人に対する発癌性、生殖細胞変異原性及び生殖発生毒性が認められる物質は「特定第一種指定化学物質」と呼ばれ、15種類が指定されています。
その例として、ヒ素、塩化ビニル(クロロエチレン)などがあります。

いずれも日用品、医薬品、建築材料、洗浄剤等に含まれています。

私達「創研」は、PRTR制度に該当する物質を排出しておりません。

地球環境と人の健康を守る微生物を知り、微生物を活用して、汚染物質を除去し、
自然環境を改善するグレーバイオテクノロジーを力強く推進しなければならないと考えています。

*PRTR制度とは?
人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、事業所から環境(大気、水、土壌)へ排出される量及び廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量を、事業者が自ら把握し国に届け出をし、国は届出データや推計に基づき、排出量・移動量を集計・公表する制度です。



アート作品のバイオクリネス洗浄

先日、研修会に参加する為、経団連会館に行って参りました。

会場に向かうエスカレーターの上部には、濱谷明夫先生のアート作品「COSMIC WIND」が天井から下がっています。


2017011.jpg
この作品を洗浄させていただいてから早5年が経ちました。

5年経った今も、美しくしなやかな風情は変わりなく、そよ風のように揺れていました。


20170111.jpg
「キレイが長持ちする」と謳っております弊社ですが、
今改めてバイオの洗浄力のすごさと効果を確認しました。


私たちは、バイオレメディエーションのグレーバイオテクノロジー(微生物で汚れを落とす)で建物の汚れ、カビ、臭いなどに対応しています。

現在、また未来においても世界的にECOが求められています。

バイオレメディエーションで地球環境を汚染することなく、これまでになかった方法で汚れや有害カビ、悪臭を取り除くことができます。

有害な物で汚れを落とすことは、すなわち環境を悪化させることです。
そんなことを今すぐにでもSTOPさせて皆様のお役に立てれば何よりと考えています。


以下の関連ページも併せてご覧ください。



ボストン美術館の至宝展にいってきました


20170812_165451 (2).jpg

作品の一つ一つがすばらしいという一言につきます。
大勢の人々で賑やかでした。

芸術とは、様々な技法で表現されるものだと思いました。

表現の仕方は様々ですが、私が非常に興味をそそられた作品は、最後のブース「現代美術」に展示されていた「Still Life静物)」(2001年)、作者はSam Taylor-Johnson(サム・テイラー=ジョンソン)です。

この作品は、絵、版画、写真ではありません。
サイレントムービーのような作品です。
つまり画面が動くのです。静かに少しずつ変化します。
何が表現されているのかというと、果物や野菜がテーブルに置かれて、微生物の作用で本当にかすかに静かに腐敗していき、原形をとどめなくなってしまい、消滅してしまう模様を35ミリフィルムで撮影し、それを3~4分程度に短縮してビデオに変換した作品です。

「あらゆる生物は、こんな風に微生物によって分解・消滅していくのだなあ」と改めて目の当たりにして
感動しました。

しかしこの作品は、これだけで終わってはいません。

駆逐した果物や野菜のそばに置かれたプラスチック(ボールペン)は全く変化なくそのまま原形を保っています。
プラスチックは人工のものです。

人工のものは消滅せずに「クズ」になってもこの地球上のどこかに残っている、
そして地球を汚していることを、わかってはいても改めて確認させられました。



杉や檜製の浴室のカビ除去について

まず、一般ご家庭の杉、檜(ヒノキ)を使った浴室のカビ除去、抑止工事をした際の写真をご覧ください。
20170905001.png


20170905002.png



20170906001.png




20170906002.png



20170906003.png



20170906004.png



20170906007.png


20170906006.png




*バイオ洗浄剤「Miura-A」、バイオカビ抑止剤「Miura-B」並びに「防カビ剤入り蜜蝋ワックス」は、特許第5922628号「抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法」で使用します。


「天然木製の浴室の至る所にカビが生えて手の施しようがない」という相談が多くなっています。

天然木に限りませんが、カビという生き物は人の目に見える頃には大繁殖の真っ最中です。

カビは木材の表から内部の奥深く浸透して根をしっかりはり、栄養を蓄えて
表面に姿を現し、人の目に見えるようになります。
つまり、木材の表面よりも木材の内部のカビの根を根絶しなければ、
すぐにカビは生えてきます。
カビ取り漂白剤でカビを漂白してもカビはなくなりません。

木の香りを楽しみ、自然の中にいるようで癒されるなどの理由で天然木製の浴室や居室が
多くなっていますが、天然木製のお手入れ方法(洗剤選び、洗浄方法)はほとんど知られていないようです。

天然木にカビが生えたらどの洗剤を使ってお手入れすれば良いか悩みの種のようです。

施工業者や木材業者もカビには悩み、その対策は暗中模索の状態のようです。

ここで天然木にやってはいけないことをお話しします。
①カビ取り塩素を使ってはいけません。
 天然木が脱色し、木肌の風合いを失います。
②市販品のお風呂洗剤を使ってはいけません。
 天然木の樹脂が失われ、木が痩せてしまいます。
 そうなったら二度と戻りません。

カビも早期発見、早期治療は、病気と同じです。

神社、お寺など木材(白木)をふんだんに使っているところでカビにお悩みの皆様のお役に立てれば幸いです。

弊社の工法は塩素、酸、漂白剤などを使用しない安全な工法です。
その工法は、バイオレメディエーションのグレーバイオテクノロジーという分野の技法で弊社の特許です。

木肌を傷めず、地球環境改善に貢献できる工法です。


施工実績「千葉県 一般住宅 杉材浴室カビ除去、抑止工事」も併せてご覧ください。




お役に立ちたい~豊洲市場のカビ除去~

豊洲市場のカビ問題は、土壌汚染よりもさらに深刻な問題だと思います。
化学物質が土壌に微量含まれていますが、それが健康に与える悪影響とカビの健康被害のどちらの対策を優先して対応するか。
私はカビ対策だと考えます。
「すでに清掃を実施し、カビを除去しきれない場合は、設備の交換に応じることも検討する」と報道されています。
小池都知事が環境大臣でいらっしゃった時に「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」(経済産業省・環境省告示第4号 平成17年3月30日)が出されています。
弊社のカビ取り方法は、バイオレメディエーション技術を応用したものです。
私にご用命いただければ、是非お役に立ちたいです。

*創研カビ取り方法詳細⇒特許第5922628号「抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法

毎日新聞:「豊洲市場 カビが発生 仲卸売場など100店に」 (2017年8月24日付)
産経ニュース:「豊洲市場にカビ 業者90店舗以上で見つかる 長雨が原因か」 (2017年8月24日付)
日刊ゲンダイ:「豊洲市場はやはり開場不能 オープンすればカビの"温床"に」 (2017年8月26日付)

創研のカビ取り(特許)について

創研のカビ取りは、塩素アルコールメタノールは一切使いません。
有用微生物を使う方法で特許を取っています。

これまで様々な現場で学んできたことから試行錯誤を繰り返し、カビを除去し、抑止できるための洗浄剤とその工法で特許を取得しました。

カビは微生物です。
特許の抗菌剤も微生物を活用したものです。

「納豆菌ですか?」とお問い合わせいただくこともありますが、
納豆菌ではありません。
納豆菌ではカビの除去や抑止はできません
私も納豆菌を使ってカビにトライしましたが、やはり除去も抑止もできませんでした。

さらに塩素系のカビ取り剤やエタノール、アルコールでもカビの除去は不可能
すぐにカビが生えてきました。
違う種類のカビが前にも増して生えてきたのは予想外でした。
カビの除去がきわめて困難であることはこれまで15ヵ年以上の経験からよくわかっています。

カビに関する学術書は多く、カビの研究所でも様々な研究がなされています。
「学術研究」としてのカビの特徴や種類を参考にさせていただきながら抗菌作用の再現性を確認しつつ、
現場で「カビを除去し抑止すること」の効果を確立し特許を取得致しました。

極力、人への健康被害をなくし環境へ負荷をかけず建造物の劣化を抑えることができる新しい「抗カビ剤とその工法」です。
お役にたてれば何よりと考えております。


*「Miura-A」「Miura-B」(いずれも創研の特許工法で使用される洗浄剤とカビ抑止剤)
の抗菌テストを第三者機関(NPO法人カビ相談センター 代表 高鳥浩介 氏)に依託した試験結果の一部をご紹介します。


20170825002.png





20170825007.png




20170825006.png




20170825008.png

私たちは汚れやカビについて勉強しています

6月19日(月)~20日(火)の2日間で知的財産使用許諾の為の研修会「抗カビ方法」を開催しました。

20170818001.JPG


~誰がいつやっても同じ結果が出る~
再現性や科学的根拠(裏付け)が必要です。
例えば、「汚れが落ちた」「カビ・汚れが見えなくなった」だけの話では再現性や科学的立証はできません。


一般的にカビは、あるレベルのお掃除の方法と殺菌力のある洗浄剤を使用すれば、
1ヶ月~2ヶ月カビの増殖を止めることができる場合があります。

しかし、特別な技術と特別な洗浄剤、カビ抑止剤がなければ、1年、2年カビの増殖を止めることはできません。
そして、施工する人の技術レベルで結果の善し悪しが決まるようでは再現性がないということです。


20170818002.JPG

20170818003.JPG


誰がやっても同じ良い結果が出てお客様にご満足いただくため私たちは勉強し続けています。

「カビとはどんな生物か?」
「カビ発育条件とは?」
「創研のカビ専用洗浄剤(特許)の効果と安全性」
「創研のカビ抑止剤(特許)の効果と安全性」
「塩素系、アルコール、メタノール等を使用したカビ汚れの洗浄効果と持続性、
それに対する創研の特許製品を比較し臨床実験で確認」
「洗浄度の検査方法とその技術」
「カビの毒性やアレルギー、健康被害についてカビの種類ごとに分類しテキストで学習」
「主なカビの発生箇所とカビの種ごとの対処方法」
「創研の抗カビ剤とその工法(特許)について」
「なぜカビを死滅させることができるのか、そのメカニズムについて」
等々2日間にわたり勉強しました。


20170818004.JPG



20170818005.JPG

・㈱アサヒプランニング(広島)  小田 一美氏

・㈲九州光洋(福岡)        納富 徹 氏、 安部 吉亮氏
・㈲京都ケミサプライ(京都)   田中 完士氏
・㈱グローバー(東京)      生巣 誠蔵氏
・㈲SOKEN飾屋(静岡)    望月 文秀氏     
・㈱東商サービス(東京)    川筋 修平氏
・㈱リバイブ(愛知)       大野 泰輔氏


私たちは安全な環境を造ることに貢献します。

これまで不可能とされた「微生物(カビ)は微生物(有用微生物)によって制する」ことを実現できる会社です。


研修会の鋭意準備中です

6月19日(月)と20日(火)の両日に「抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法(特許第5922628号)」の知的所有権使用許諾に伴う研修会を行います。

20170616002.jpg


只今、社をあげて、資料など研修会の準備を進めています。


20170616001.jpg



カビは、アレルギー真菌症、ガンなどの原因となっていることは、臨床医学的に明確になっています。

しかし、定量(標準化)ができない(つまりカビの数もカビの種類も人それぞれまたは1戸ごとに大きくことなる)ので公的機関は指針を決めかねています。

そんな背景もあって、建物のカビに関する公的な基準や効果的な抗カビ剤や防カビ施工も既定のようなものはありません。

カビは、微生物ですから取扱いや防菌方法などは専門的な研修や知識が必要です。
SOKENは単にカビ取り剤としての商品の販売や単なる「おそうじ」のサービスではなく、
「抗カビ剤の製造方法」(特許)と「抗カビ方法」(特許)でカビの調査、建築物の保全をおこないます。

研修会参加者の方々には、事前にカビ拭き取り検査用品「ワイプチェック」をお渡しし、カビが気になる箇所からサンプリングし、当日お持ちいただくことになっております。

20170616003.jpg




<<前のページへ678910111213141516

アーカイブ

このページのトップへ