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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ 微生物のお話しの最近のブログ記事
ボストン美術館の至宝展にいってきました
(創研) 2017年9月11日 13:48
私たちは汚れやカビについて勉強しています
・㈲九州光洋(福岡) 納富 徹 氏、 安部 吉亮氏
・㈲京都ケミサプライ(京都) 田中 完士氏
・㈱グローバー(東京) 生巣 誠蔵氏
・㈲SOKEN飾屋(静岡) 望月 文秀氏
・㈱東商サービス(東京) 川筋 修平氏
・㈱リバイブ(愛知) 大野 泰輔氏
(創研) 2017年6月29日 16:13
「バイオ」と名のつく洗浄剤について
世の中に「バイオ」と名のつく洗浄剤が増えるにつれ、「バイオ洗浄剤って何?」「創研の洗浄剤と他社のバイオ洗浄剤の違いは?」というご質問をよくいただくようになりました。
昨年12月に、ブログ「一般市場における「バイオ洗浄」に対する見解」にも書きましたが、あらためてまとめてみました。
一般的に市販されている「バイオ洗浄剤」または「バイオ洗浄工事」は、
①どのような種類の微生物が洗浄剤中にどれだけの濃度で混和され保存されているか。
②その微生物は、どのような条件下において増殖し、どのような働きがあるか。
③その微生物の安全性と効果のエビデンスは示されているか。
などを調査して使用するか否かを決定するべきであると考えます。
*1 除菌=「対象物からろ過又は洗浄によって微生物を除去すること」(JIS K8008の定義)
法的規制はありません。
経済産業省・環境省告示第四号「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」によれば、バイオテクノロジーを活用するとはバイオレメディエーション(環境改善)のことを指していると考えられます。
つまり、有用微生物がある条件下において生存、活性化(増殖)し、不要な汚れ(有機物)やカビ、細菌などを分解消滅させ最終的に二酸化炭素と水になり、無害化することをいっています。
しかし、市販されている「バイオ洗浄剤」には有用微生物は混和されていないものが多いと思われます。
市販品の物性表示には、弱酸、弱アルカリ、中性、植物性と表記されていますが、要は化学合成界面活性剤(石けん以外の一般的な洗剤)です。化学合成界面活性剤は人工的につくられたもので農薬と大差なく、ほとんど分解(消滅)されることなく残留します。
その結果、土壌汚染、水質汚染を起こし、最終的に食物連鎖として人間の口から体内に取り込まれ、さまざまな健康障害が生起していることは事実として周知されています。
弊社は、「抗カビ剤の製造方法及びその工法」の特許を取得しております。
「微生物は微生物によってコントロールされる」という考えに基づくものです。微生物の活性によって汚れを落とし有害細菌を除去するためには、現場経験から生まれたノウハウが必要です。
バイオテクノロジーによるバイオレメディエーション(環境改善)は、その現場の状況にあった生物学的・化学的な判断を基に施工されなければなりません。
極めてレベルの高い工法といえるのではないかと考えております。
弊社の洗浄剤と工法は、化学合成界面活性剤を使用しません。
環境を安全に保全し、建物の寿命を延ばす工法をご提案するべく努力しております。
※ちなみに、「バイオ」と書かれている洗浄剤に微生物が含まれているかどうかを識別する方法はあります。
(創研) 2016年7月29日 10:36
カビと酵母の違いを知っていますか?
真菌は、形態学的に「糸状菌」と「酵母」に分けられます。
大きな違いはないように見えますが、それぞれに特徴があって、消毒の仕方も違うのです。
酵母といえば「発酵のもと」と言われるように
パン、味噌、醤油、ビール、清酒に活用されています。
カビは、「糸状菌」と言われ
衣食住関連に悪い影響を与えるものや、保健衛生上有害なもの、
汚く見えるものなどが多く、「カビ毒」をつくるカビもいます。
カビがつくる「カビ毒」は、加熱したり煮炊きしてもなくなりません。
食中毒の原因になり、死亡する例もあります。
またアレルギーの原因になったり、化学物質過敏症の原因になったりします。
カビは黒いものが多く、カビ退治はなかなか大変です。
弊社のカビ除去クリーニングは、
原因究明から始めて、室内の空気中に飛び回っているカビの胞子の数、種類などを詳細に調べてから除去方法を決めます。
施工には「塩素系、アルコール系」などの消毒剤や農薬は一切使わず、
より安全な方法(特許工法)でカビ退治をします。
酵母は、健康被害の例はあまり聞きません。
酵母の細胞は径が3㎛~5㎛前後で球形、卵形、楕円形が普通です。
出芽増殖を行ない、コロニー(かたまり集合体)をつくり、ポツポツと丸く球状に見えます。
本来酵母は透明ですが、たくさんの酵母があると白色に見えたり、
他の細菌と合体すると色が赤や黄、グレーに見えることがあります。
アルコールでしっかり拭き取れば、酵母は消毒できます。
しかし、カビ(糸状菌)はアルコールで消毒しても、「根っこ(根細胞)」をつくるため退治するのは困難です。
さらにアルコールはカビにとっては栄養となるため、すぐにまた生えてきます。
酵母とカビを見誤るとアルコールの使用は逆効果になりますので見極めが大切です。
★カビと酵母の簡単な見分け方★
1.臭いを嗅いでみましょう。
カビ臭がすればカビ、しなければ酵母です。
2.大きさを見ましょう。
黒くベターッと広がっていればカビ、赤や黄色の1㎜程度の点々が飛んでいる状態なら酵母です。
(創研) 2015年4月27日 14:38
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