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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ 2016年3月アーカイブ

特許がとれました(「抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法」)

抗カビ剤の製造方法及び抗カビ方法」特許がとれました(特許第5922628号)。

こうした発明は、現場で「おや?!」と思う「現象の観察」と洞察がきっかけになります。
発明には、それを証明するための昼夜を分かたぬ研究と努力が必要だと思っています。
科学は積み重ねですから、系統だてて基礎をしっかり学習しなければ研究は成立しないと考えています。

近年、インターネットで検索すれば情報は山ほどありますが、正確で詳細な情報はネットには出ません。
「聞きかじり」の情報で勉強しても研究というレベルには到達できないので、基礎学習をしっかりやり続けたいと思っています。

現在、バイオ関連の特許申請をさらに2本、出願しています。

特許出願には多くの時間と研究と多額の費用がかかります。
そうしたこともしっかり踏まえて、これからも確実な裏付け(エビデンス)のある仕事をしていきたいと考えています。


創研特許技術は⇒コチラ

カビの診断と対策【特許工法】の詳細は⇒コチラ


微生物が食料危機を救う?

微生物とは関係ない話・・・のように思われますが、実はおおありなのです。

今年の1月のブログ「新年早々心配な話」に、気候変動による食料不足のことを書きました。

朝日新聞で読まれた方もいるかと思いますが、イギリスのオックスフォード大学の研究グループが32日付の英医学誌「ランセット電子版」に発表した記事によると、気温上昇が今世紀末に4度以上になると、温暖化、砂漠化による食料減で亡くなる人は世界全体で529,000人増えると推定できるそうです。

155ヵ国で死者数を予測すると、中国248,000人、インド136,000人。
日本は7,620人と7番目に多くなっています。

飽食の日本の現状からすると「本当?」「信じられない」という人が多いと思いますが、農産物は自然の産物です。
土壌が汚れ、害虫が増え、砂漠化が進めば、ある時いきなり農産物は採れなくなり、食料の値上がりは世界的なものになります。

私は、その時のために微生物を活用した農産物の栽培を考えています。
「何を食べれば人は元気に生きられるか?」

皆さん、興味ありませんか?


実務研修会を終えて思うこと

研修会のテーマは、バイオクリネス洗浄剤の安全性、有効性、そして「新」微生物の活用方法でした。
今回も、全国から17名のご参加をいただき、実務的な研修会となりました。

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創研の定例の研修会は任意の参加ですが、年々参加人数が増えております。








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バイオテクノロジーが住環境にどのように貢献できるか、その効果や安全性などのエビデンスをまじえ、さらには実習を行ないました。

ご参加いただいた企業の皆様は、新たなビジネスの「気付き」や「ヒント」をつかまれたように感じました。



「汚れ」を取り除き、「清潔を保全」するためには洗剤も必要です。
創研は、化学合成された洗剤は使いません。
微生物を有する石けん水を基材とした洗剤や微生物を使用して洗浄します。

創研はバイオテクノロジーを研究し、製品を開発している会社です。
超零細企業ですが、超優良品の製造会社と自負しております。

何をどのような方法できれいにして、かつ安全を保全するのか。
微生物を使うというのは、これまであまり聞いたことがないかもしれません。
具体的になんという菌を、どのような方法で使うと、どんな効果があるのかということについて研究を進めることは、これから益々必要となるでしょう。

創研の洗剤は、ちょっとした工夫や目先を少し変えたようなものではありません。
発想のコペルニクス的転回と言うべきもののような気がします。
既成概念にとらわれているとなかなか受け入れにくいかもしれませんが、微生物が持つ力の素晴らしさをコツコツと追求し、皆様に発信し続けたいと思っています。

新着情報「実務研修会を開催しました」に研修会の具体的な内容などを写真でご紹介していますコチラ








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