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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

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「複合汚染」 -異常児の誕生-

今から約40年前の昭和50年4月に発行された「複合汚染」(有吉佐和子著)を思い出しました。
それは、近年あまりにもアレルギーが増えたように思うからです。

読まれた方も多いと思います。
私は記憶力がよくないので、あらためて読み直しました。
そして、日本に限らず、世界的に食の安全を何とかしなければならないと考えました。さりとて私ごときがやれることなど、たかが知れていると思いますが・・・。

2015611.jpg有吉氏の著作によれば、「複合汚染」というのは学術用語で、二種類以上の毒性物質によって汚染され、その相加作用及び相乗作用が起きることを前提として使われます。

数種類の複合汚染について、化学的に検証したものは世界中どこの国にもないそうです。

この本は昭和50年(40年前)に書かれたものですが、本書によれば「いま、1万人の赤ちゃんがオギャーと生まれると、3,500人~4,000人の赤ちゃんが奇形児、障がい児、難病・奇病の持ち主」だそうです。

異常児の出産というものについて、日本の厚生労働省には統計はないそうです。

異常児が誕生する原因は何か?
農薬か?
食品添加物か?
それとも人間には考えられないものなのか?


それを検証するのは誰なのか?
私には想像もできません。


私は、化学合成物質の複合汚染の解明は、ほぼ不可能に近いのではないかと思っています。
そして、「化学合成物質の複合汚染を化学合成物で解決することは絶対にできない」と考えています。

皆さんはどうお考えでしょうか?






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