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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ 2014年12月アーカイブ

年末のけじめとしてブログを書きます

この1年も相変わらずカビ、細菌、汚れ、悪臭との格闘の日々でした。
お客様のご要望は非常に困難なものであったり、未経験なものであったりして、私はできる限り文献を読みあさって思考し、テストをし、成果の有無を確認する。そして科学的な裏付けをするという作業の連続で、1年を思い返せば「あっ」と言う間もなく過ぎてしまいました。

私は学者ではなく評論家でもありません。
「お客様のご要望」に対処し、完遂しなければ一円にもならない実務家です。
日々の実務の中で学ぶことは、非常に多くあります。
そこから新しいものを発見し技術として確立することで、今年は2件の特許申請をしました。

これまで誰も考えなかったり、誰も作ったことのないものをつくり、達成した時の満足感や充実感は、疲労感と共に身体中に満ち満ちてきます。

微生物の世界は、まだまだ未開発の分野です。
微生物が私たちの世界を大きく発展させてくれる可能性を秘めていることは事実です。
山、海、河、湖、土壌、そして人間も微生物の変化と無関係で生きてはいけません。

来年もまた微生物と共に頑張っていきます。
バイオクリネスシステムズの探求をさらに続けて参ります。

今年も創研をお引立ていただいた皆様に心からの感謝とお礼を申し上げます。
来る2015年が、皆様にとって穏やかで実り多い年になることをご祈念申し上げます。

 


白みかげ石がキレイに復元されました -㈱アサヒプランニング様ー

今年も12月に入り、皆様もさぞかし忙しい日々を過ごされていることと思います。
私は先日、軽井沢に行ってきましたが(ちなみに仕事です)、雪が降っていて寒さがひときわ身に染みました。

過日、ライセンス契約会社の㈱アサヒプランニング(広島県福山市)の小田社長が、同社で施工したバイオ洗浄による白みかげ石の復元クリーニングの写真をメールしてくださいました。
本当に見事に美しく復元しています。

2014121801.jpg

施工前

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施工後


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施工前

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施工後


創研のバイオ技術による復元クリーニングは、古くなって汚れが蓄積した天然石でも美しく復元することができます。
バイオ(有用微生物)の活性で、天然石の奥深くに浸透したサビ(茶色)や汚れ、カビ汚れを除去するからです。

汚れ(汚染)は、細菌と真菌(カビ)が原因となり徐々に内部に浸透し次第にひどい汚れとなって蓄積していきます。真菌(カビ)は、あらゆる物を破壊します。

私たちは「カビを生やさない」ための具体的な施工技術と処方箋(洗浄剤と抗菌剤)を持っています。
一般的なカビ取りに使われる化学物質(塩素系、アルコール、ホルム系など)を使用することなく、微生物由来の抗菌活性物質を使用します。
すでに特許申請済みです。

特別なものに発生したカビや汚れでお困りであれば、ぜひご一報ください。








おそうじを㎜(ミリメートル)単位で考えるか、μm(マイクロメートル)単位で考えるか

建築の製図の寸法は、㎜単位で書かれています。
1.000
と書いてあれば1㎝という具合です。
製図に記入された寸法を㎜単位で製造しなければなりません。

さて、お掃除の世界を考える時に、どのサイズで清潔・不潔の区別をするのでしょうか?

精密な洗浄は、㎛(マイクロメートル)=1㎜の1,000分の1サイズで汚物を検査しなければどこかに支障が出ます。

「おそうじ」は目に見える汚れを取るレベルで良いのでしょうか?
「おそうじ」と「洗浄科学」の違いは何なのでしょうか?

どうやら区別して考えるのが良いようです。
レンジフードやガラスなどの汚れは「目に見える汚れが落ちればOK」→これをおそうじ、またはハウスクリーニングといいます。

微生物の世界、カビや悪臭を除去したり抑止したりするのは、「おそうじ」ではなく、μm単位で考える「洗浄の科学」です。
弊社は「Bio(バイオ)マイクロ洗浄」を目指しています。


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