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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ 2013年1月アーカイブ
新春の研修会
今年初めての研修会を2月に予定しています。
テーマは
①人の嗅覚による簡易臭気判定 環境省認定 2点比較式臭袋法
②臭いセンサーを使っての測定と判定
必要な資器材をご紹介し、その測定方法を実習でマスターしていただきます。
③話し言葉の微生物学
環境改善事業として微生物について、あらゆる会社、団体に啓蒙活動をするためには、 「興味を持たれるプレゼンテーション」が必要です。楽しく語れるエピソードをご紹介します。また実際に菌を生物顕微鏡を使って自分の目で見てもらう実習を行います。④バイオ関連事業の新しい活用と市場開拓
今回の研修会からバイオテクノロジーの営業結果のプレゼンテーションをしていただきます。今回は、全国進出の足がかりをがっちりつかんだ「有限会社九州光洋 納富専務」のお話です。テーマは「無臭トイレとバイオ洗浄」です。皆様にとってとてもお役に立つ情報です。
10ヵ月ぶりの研修会です。お忙しいとは思いますができるだけ多くの方とお目にかかりたいと楽しみにしています。
(創研) 2013年1月23日 15:55
SOKENシェード 新しいバイオ洗浄剤
今年は新しい菌を使い、新しい仕事をやってみたいと思っています。
「はがれないものをはがす」「汚れをはがす」「汚れだけをはがす」――こんな微生物がいるのです。人間の技ではなく、人間の知恵でもなく、自然に存在する微生物がやってくれます。しかも無毒で無害なので、素手で使うことができます。洗浄剤として、日本では初めてかもしれません。
現在、純粋培養をしています。微生物は生き物ですから、餌、温度、湿度など好適な条件でなければ分離、増殖が困難です。
ヨーロッパでは、菌を使い(バイオテクノロジーで)施工した実績があるようです。私は未だ文献でしか確認していません。
今回開発した「新しい微生物洗浄剤」は「SOKENシェード」と名付けようと考えています。「SOKENシェード」の活躍は、これからご報告していきます。
どんなすばらしいテクノロジーでも、最終的には使用する人の思い入れや探究心がなければ生かされません。やはり、人間の心が技術を生かすも殺すも決めてしまうものだと思います。
私も科学の知識と現場技術を鍛錬し、心をこめて社会のお役に立てるように致します。
(創研) 2013年1月21日 15:51
平成25年度最初の仕事
第一部「バイオレメディエーションと建物」 第二部「既存事業と新規事業の 相乗効果を探る」
創研㈱ 代表取締役 三浦博 ㈱石津建築設計事務所 代表取締役 黒瀬徳良氏
1月11日は、広島県の「平成25年度 内装連内装士第31次研修会(ANAクラウンプラザホテル)」での講師をご依頼いただき出かけてきました。
小生は微生物が建造物に与える影響を現場から学び、体系化し、科学として発展することを夢見ていることなどをお話しいたしました。
「微生物と建造物」は切っても切れない関係にあります。
数百年を経た歴史的な芸術品や建造物は、微生物によって浸食され、駆逐されてしまいますが、それを蘇生することができる微生物も多数存在しています。
再生・復元できる微生物はどこにいるかを、日本のみならず世界中から一生懸命探し出して育て(培養)、世の中のために役立たせるのも、微生物学に携わる者の仕事です。小生も、そうした微生物を育てて(培養)、建造物の再生・復元に使用しています。
戸建住宅もマンションなどの外壁も、カビによってタイルや塗装がはがれ、耐久性がなくなります。
皆さんがよく目にするカビは微生物のかたまりです。外壁タイルの目地セメントに緑色のコケ、茶色のコケ(藻)などを見たことがあると思います。そうしたものを建築屋さんは削り取って、高圧洗浄や化学合成洗剤でこすり、洗い流してしまえば大丈夫だと言います。
しかし、微生物屋はそう考えません。実は、私たちが正解なのではないでしょうか。
第1ステップとして、外壁に目に見えない細菌(バクテリア)が付着し増殖します。次に第2ステップで細菌がつくってくれた栄養でカビが増殖し、第3ステップで光合成の藻が増殖します。こうした過程で外壁は傷んでいくのです。
一番底の細菌(バクテリア)を取り除くことができなければ、藻やカビを洗い流しても解決になりません。むしろ除去したつもりが、化学合成洗剤が大好きなカビに逆に栄養を与えることになり、より悪化することは避けられません。
外壁、タイル、木材(白木)、塗面、セメントなど全ての建物の保全に、微生物屋の考えを参考にしていただければ、有効な手段を選択できるのではないでしょうか?
戸建ての住宅、ビル、マンションの外壁は、破損する前に定期的にわずかなお金でバイオ洗浄(高圧洗浄や高額の足場の設置は不要です)をすることが、とても重要なことだと考え、これからもご提案を続けていきます。
皆さまのご理解とお力添えをお願い致します。
(創研) 2013年1月16日 16:21
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。2013年(平成25年)になりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
弊社は今年も「環境」と「健康」について、バイオテクノロジーを通じて皆様のお役に立てれば幸いと考えております。
自然に存在する微生物の浄化作用は、放射性物質の放射能に対しても減少させる効果が期待されます。年明け早々に屁理屈を言うようで申し訳ないのですが、「放射性物質は時間が経てば半減する」とよく聞く話ですが、「単に時間が経てば減少する」というのはおかしな話ではありませんか?
私は、時間が直接の原因で放射性物質の放射能が減少するのではないと考えています。では誰が、いつ、どのレベル(能力)で減少させているのか?それは40億年前からこの地球上に生棲している微生物(とりわけカビなど)だと考えています。
微生物の分解、消滅能は人の常識を超えています。この地球のどこにでも普通に生棲している微生物ですが、私たちの目には見えないので「まさか」などと信じ難いものがあるのです。
今年も微生物による自然の浄化作用に関心を持っていただけるよう努めます。そしてこのかけがえのない地球、私たちの健康を「おろそか」にすることなく、よくよく考えながら日常を過ごしていきたいものと思っております。
今年も皆様にとりまして良い年になりますようお祈り申し上げます。
(創研) 2013年1月 9日 16:48
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