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カビの話

カビと一口に言っても、現在、解明されているカビはごくわずかです。

黒々とお風呂場にあるのがカビで、それ以外の場所にはカビはないと考えている方も多くいます。

 

カビはどうして色があるのでしょうか?

あの黒々とした色は何なのでしょうか?

 

カビの黒い色はメラニン系色素で、ジヒドロキとシナフタレンメラニンです。漂白しなければ除去できません。

またペニシュリーム(カビの種類)は、カテロイド系という色素です。いずれにしても、漂白しなければもとの色調に戻りませんから、次亜塩素系や酸素系の漂白剤を使うことになります。

この漂白剤には殺菌効果があると言われていますが、一般の方が普通の使い方をしても殺菌効果はほとんどありません。

 

カビは土から誕生し、風にのって空中をさまよい、外から室内に入ってきます。胞子といわれるものですが、人の目には見えません。

食べ物にもつきます。時に食中毒を起こすこともあります。食べ物は放置したままにしないようにしましょう。

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