「カーペット、ベッドマットそしてソファーに嘔吐した後の悪臭やシミが、クリーニング業者に洗ってもらってもどうしても抜けない」
遠方の為、事前に調査することができず、臭いの種類、汚れ(シミ)のレベルなど予想するしかなかったので、あらゆる想定のもとで資材を準備して、現場へ宅送しました。
現場で汚れたカーペット、ベッドマット、ソファーを見たときに、悪臭、ピンク色になったシミ、ところどころマダラに脱色や退色した汚れ、ソファーのほつれ(ブラシでこすった跡の傷)を目の当たりにして、「これは手ごわいぞ!」と思いました。
創研施工前(他業社施工後) ピンク色に残ったシミ
創研施工前(他業社による施工後) 輪ジミになっている
創研施工前(他業社施工後) 漂白剤の色抜け
その場で洗浄対象物に合うようそれぞれPHを測定し、創研製造の微生物酵素を調合し、テスト洗浄を行いながら、悪臭、ピンク色になったシミ、ところどころマダラに脱色や退色した汚れを綺麗にすることができました。
約5時間のオペレーションでした。
エクストラクション準備
乾燥前
以下は主に契約社様向けに発信致します。
こうした作業は、
まず、資器材の完全な準備が必要です。
「間に合わせ」は必ず失敗します。
「どのような洗剤や洗浄剤を現場で造ったのか」
それは、ここで書いてもすぐにはご理解いただけないと思うので省略します。(勉強会で詳しく解説致します)
とりあえず知識として持っておいた方が良いと思うことをご参考までにお知らせいたします。
①嘔吐物を取り扱う時は、感染症に最大の注意を払い、装備をすること。
(ちなみにエタノールや塩素系ではほとんど効果はありません。)
②悪臭やピンク色に残ったシミを他の業者は「これ以上無理です」といって帰ってしまったとのことですが、これでは商売にはなりません。
必ず除去することができるはずです。
私たちは、除去できるノウハウをもっています。
③ピンクに残った嘔吐物のシミは何だと皆さんは考えますか?
ちなみに赤ワインではありません。
④また、辛抱できないような悪臭の原因は何だと思いますか?
食物残渣ではありません。
原因物質を知らなければ除去できません。
弊社は知っています。
経験をひとつずつ積み重ねることは大切なことで、今回も現場から多くを学びました。
バイオテクノロジーの奥深い世界にこれからもご関心とご興味をもっていただければ幸いに存じます。